請求事例3
大分障害年金サポートを運営しています社会保険労務士の飯塚です。
当コラムでは私が今まで請求支援をしてきた事例をお伝えしていこうと思います。
※ 依頼者様のプライバシーの侵害にあたらないよう、一部(大幅)アレンジしています。
Dさんは、脳出血で左半身に麻痺が残っていました。
当初からご本人とではなく、ご家族とのやりとりをしていて、身体の状態のことは詳しく聞いていました。
そのため、肢体の障害で請求する予定でしたが、請求者を交えて話をしたところ、
言葉がなかなか出てきません。
ご家族に事情をきいたところ、脳出血以来、言葉もほぼ出てこず、会話をするのはほとんど無理。
とのことでした。
これを聞いて、請求書に添付する診断書は「肢体」だけではなく「言語機能障害」も追加することにしました。
その結果、肢体2級と言語障害2級が認められ、年金としては1級の等級を受給することになりました。
年金としては、2級より1級のほうが重度で、金額も大きいですので、ご本人・ご家族としても、少しだけですが
当初考えていた金額より大きな額が支給されるようになったことで、医療費の負担が若干でも軽くなっていた
ようです。
~ポイント~
診断書は、1枚しか出してはいけない!というルールはありません。
状態が複数にわたって存在する場合は、複数の部位について診断書をつけて、適正な状態を
診査する側の方に理解していただけるようにしましょう。
迷った時は障害年金の請求支援の経験が豊富な当事務所にご連絡ください。