① 既存木造住宅 性能リノベーション工事
こんにちは e-ハウス・荻野です。
過去、私が携わった住宅のリノベーション工事を紹介したいと思います。3回目
この時の工事の写真を「ギャラリー・既存木造住宅リノベーション工事 例①」で紹介しています。
(写真撮影が下手なのでご了承ください。築40年以上の物件がどうなるかはわかっていただけると思います。)
住宅の性能を上げるためにどんな工事をしたのか
性能をUPさせるためにどんな工事をし、補助金の対象になった部分を紹介します。
- 耐震診断・耐震改修工事 ~ 昭和56年以前に新築した木造住宅は、それぞれ補助金の対象になります。
- 外壁面開口部の断熱工事 ~ 玄関サッシや勝手口、腰窓や掃き出し窓などの開口部を断熱性能を認定された商品に取り替えることによって、補助金の対象になります。
- 床・外壁・屋根面(天井面)の断熱工事 ~ それぞれの部位に認定された断熱材を使うことで補助金の対象になります。
今回の性能リノベーションでは、「耐震改修工事」「断熱リノベーション工事」で約160万円の補助金が確保できました。
また、補助金を得るための工事ではありません。
住宅の性能をUPさせ長く快適に安心して住んでいただくための工事なので、他に以下の工事も行いました。
- 防湿コンクリート打設 ~ 土間からの湿気対策として厚さ60㎜以上のコンクリートを床下の土面に打設しました。
- 防蟻処理 ~ 白蟻の食害対策として防蟻処理を行いました。
- 外壁の塗装工事 ~ 外壁の劣化対策と、窓等入れ替えたので雨漏り対策として行いました。
- 給排水工事 ~ 平成以前の給水管はサビ易い配管なのでサビが出ない配管に取り替えました。排水管は調査の結果一部新しく配管し問題無いところは再利用しました。
- その他 ~ 浴室は躯体に湿気の影響を与えないシステムバスに変更しました。また、床のフローリングは光触媒の塗料で仕上げている抗菌フロアを採用しました。