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なぜ?杖は真っすぐなものが多いのか?

森達雄

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テーマ:健康寿命延伸

T字杖
「なぜ?杖は真っすぐなものが多いのか?」
その質問に対する私の答えはこれです。
「それは、人々が、まだ、曲げることのよさに、気が付いていないからです」

杖を使う際に大切なのは『支持基底面』です。
杖で支持基底面を広げ、その中に入っていくようにして歩きます。
例えば、人はつま先立ちすれば不安定になりますよね。それは身体を支える面積が狭くなるからです。
つま先よりも足の裏の方が面積が広く、杖を使うとさらに支える面積=支持基底面が広がるわけです。

ところが、真っ直ぐな杖の場合、その支持基底面を広げるために杖先を前に出そうと持ち上げた瞬間が最も不安定なわけです。
そして、不安定な状態で杖先を前方に突くわけです。その時が最も転倒のリスクが高まります。事実、杖を使っている方の方が2倍以上転倒のリスクが高いという調査結果があります。

では、どのような杖だったらよいのか。
立っている時にすでに支持基底面が広く、支持基底面を広げる動作をしなくても、1歩目が踏み出せる杖がよいわけです。
どのような形状だったらよいのか。みなさんも一緒に考えてみましょう。

Issoku-CHO 2本

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森達雄
専門家

森達雄(歩行杖メーカー)

株式会社MORI FAM

特許と意匠を取得した独自形状が、安定したサポートを提供し、地面からの衝撃を歩くための推進力へと変換する。アウトドアスポーツ愛好家から歩くために補助が必要な人まで、三世代が同時に使える『歩行杖』。

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