パーキンソン病と杖選び
①滑らかな動きになる
今までの真っ直ぐなポールの場合、グリップ部はポールの動きに合わせて上下に動きます。それに対して、Issoku-CHO(1足長)は荷重をかけると湾曲するため、より水平に近い滑らかな動きを可能とします。また、真っ直ぐなポールの場合、最適な高さで使っているのはほんの一瞬しかありませんが、Issoku-CHO(1足長)の場合は最適な高さよりも高いところで使う時間帯が長くなります。
②肘の角度変化が少なくなる
真っ直ぐなポールの場合、肘の角度は約50度~120度(必要可動域70度)の範囲です。
それに対して、Issoku-CHO(1足長)の場合は約60度~110度(必要可動域50度)の範囲となり、動かす範囲が少なくて済みます。
【調査のご協力:大分豊寿苑リハビリテーション課の皆様】
③杖の先端が滑りにくくなる

10kgの荷重をグリップ部にかけた場合、Issoku-CHO(1足長)は約1.25kgの摩擦力が必要です。それに対して、従来のまっすぐなポールは3倍以上の約4kgの摩擦力を必要とします。Issoku-CHO(1足長)を使った人が「ポールの先端が滑りにくい」「先が逃げない」というのはそのような理由です。



