パーキンソン病と杖選び
【Issoku-CHOとは】
Issoku-CHO(1足長)とは 三世代同時に使える歩行杖を目指して『Issoku-CHOの法則』で作られた製品の総称です。Issoku-CHO(1足長)はアウトドアスポーツの場面で使う「トレッキングポール」として、また、歩くために使う「ウォーキングポール」として、そして、歩行時の補助として使う「杖」としても有効な形状です。現在は使う場面で呼び方が異なりますが、歩行を補助する点ではすべて『歩行杖』と呼ぶことが出来ます。Issoku-CHO(1足長)はそれら3つの場面で使える『歩行杖』、つまり、『三世代同時に使える歩行杖』を目指しています。そのことは同時に、一人の人が『三世代通して使える歩行杖』とすることを意味し、最終的には『一生涯使える歩行杖』を作ることを目指しています。
Issoku-CHO(1足長)の形状をこれからの『歩行杖』の『世界スタンダード』にすることによって、世界中の人々のQOLを向上するとともに、世界の人々の健康寿命を延ばすことが目標です。
【開発計画】

2022年:特許を取得
2023年:新しい形状の歩行杖Issoku-CHO(1足長)を上市。『地方発明表彰受賞』。
2024年:『2024年度グッドデザイン賞』受賞。
2025年前半:健康部門の製品『ウォーキングIssoku-CHO』を上市。
2025年後半:スポーツ部門の製品『トレッキングIssoku-CHO』を上市予定。
2026年:医療・介護部門の現場で使いやすい『歩行杖Issoku-CHO(1足長)』を上市予定。
【製品概要】
Issoku-CHO(1足長)は、グリップから1足長下の位置で、杖の先端が1足長前方になるように曲げられた、「歩きやすさに特化した」歩行杖です。その『Issoku-CHOの法則』で曲げられた歩行杖は「人に寄り添う歩行杖」に進化し、身体に近いところで体重移動をサポートします。Issoku-CHO(1足長)の適応身長は135cmから185cmと幅広い身長に対応した設計としながらも、1本225gと軽量です。また、持ち運ぶ際には50㎝以下とコンパクトになるため外出時にも手軽にご利用いただけます。ウォーキングポールとしてのSGマークも取得しており、機内持ち込みもOKです。
【曲げることのメリット】
最適な位置でポールを曲げると、「人に寄り添う歩行杖」となり、単なる補助具ではなく『歩行を支えるパートナー』となります。
①歩行開始時の安全性
曲がった形状により支持基底面を広く取ることができるため、安定して立つことができます。また、停止時に杖の先端が1足長前方にあるため、杖の先端を移動させずに、1歩目を踏み出すことが出来ます。このことは移動開始時の転倒リスクを軽減することにつながります。
②歩行時の安定性
前進するとグリップの位置が上昇します。そのことによって姿勢よく歩けるとともに、荷重がかけやすくなりなります。
③歩行時の快適性Ⅰ
曲げられた歩行杖は湾曲し、歩行時に発生する衝撃を吸収する効果があります。特にアスファルトや硬い地面を歩く際には、直線的な杖に比べて衝撃を和らげることができるため、手や腕、肩などへの負担を軽減することができます。
④歩行時の快適性Ⅱ
最適な位置で曲げられた歩行杖は手と足のリズムが合いやすくなります。そして、荷重によって湾曲した歩行杖の復元力は推進力として作用し、自然な歩行をサポートします。
⑤階段時の安全性
曲がった形状の杖は、階段を下る際には折れ方向を反転させてからグリップのヘッドを持つことで、階段の1段下を突くことが出来ます。そのことでより安全に階段を下りることが可能です。
【まとめ】
Issoku-CHO(1足長)について紹介してきました。
気になる方は以下から確認してみてください。




