格安sim 乗り換えについて
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
家計を見直して節約をしても、どうしても限界があります。
そこで大切になってくるのが「収入を増やす」という視点です。
シングルマザーにとって、子育てと仕事の両立は簡単なことではありませんが、
働き方を工夫したり、スキルを身につけたりすることで、将来の安定につながります。
今回は「収入アップ」のための選択肢を整理してみましょう。
1. 働き方のスタイルを知る
シングルマザーにとって、どんな働き方が合うのかは家庭の状況によって異なります。
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
パートタイム勤務
〇 子どもの予定に合わせやすい
〇 責任が重すぎず、両立しやすい
× 時給制なので収入は限られる
× 収入が「扶養の壁」に左右される
フルタイム勤務
〇 安定した収入・社会保険に加入できる
〇 キャリアアップの道が広がる
× 子育てと両立の負担が大きい
× 残業や転勤の可能性がある
在宅ワーク・副業
〇 通勤時間がなく、子どものそばで働ける
〇 空いた時間を活用できる
× 収入が不安定になりがち
×自分で営業や契約管理をする必要も
★ どの働き方にも一長一短があります。
「今の生活に合っているか」「将来にどんな働き方をしたいか」を考えて選ぶことが大切です。
2. 「130万円・150万円の壁」を理解する
パートで働いている方がよく直面するのが、いわゆる「収入の壁」です。
年収103万円の壁:所得税がかかるかどうか
年収130万円の壁:社会保険に自分で加入するかどうか
年収150万円・201万円の壁:配偶者特別控除の減額ライン
シングルマザーの場合、配偶者控除は関係ありませんが、
社会保険の加入ラインは重要です。
年収を少し増やしたことで手取りが思ったより増えないこともあるため、
働き方を決める際にはシミュレーションしてみると安心です。
3. 資格やスキルを身につける
長期的に収入を安定させたいなら、資格取得やスキルアップも有効です。
医療・介護系資格:看護師、介護福祉士などは需要が高く、安定した収入につながる
保育士・調理師など国家資格:自治体の支援制度で取得を後押ししてくれる場合も
事務スキル(簿記・PCスキル):在宅ワークや事務職で役立つ
特に「高等職業訓練促進給付金制度」を利用すると、
看護師や保育士などの資格を取るための学費や生活費をサポートしてもらえる可能性があります。
4. 副業という選択肢
最近は、在宅でできる副業も増えています。
ライティングやデザインなどのクラウドワーク
ハンドメイドやイラストの販売
資格を活かしたオンライン講座
ただし、副業は収入が安定するまで時間がかかることが多いので、
「お小遣いプラス」「将来への投資」として考えると気持ちがラクになります。
5. 未来を見据えて「キャリアの地図」を描く
今の生活を守るために働くことも大事ですが、
「5年後・10年後にどうなっていたいか」を考えることも同じくらい大切です。
子どもが小さいうちはパート → 学校に通い出したらフルタイム
今は事務職 → 将来的には資格を取って安定職に
副業からスタート → いつか独立を目指す
そんなキャリアの地図を描いておくと、「今やるべきこと」が見えやすくなります。
まとめ
収入を増やす方法は、一気に結果が出るものではありません。
でも、「働き方の工夫」「収入の壁を理解」「資格やスキルの習得」といった小さな一歩を積み重ねることで、
未来の安心につながります。
「今の働き方でいいのかな?」と迷ったときこそ、
自分のライフプランを描き直すチャンスです。
焦らずに、できることから始めていきましょう。
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