70歳定年企業の増加
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
事務所にご夫婦で相談に来られるケースが多いのですが、
ご夫婦で「お金に対する価値観」が違うケースが実は多いんです・・・。
そこで今回からそのテーマに絞ってコラムを書いていきたいと思います。
「価値観がぶつかったとき、どうすればいい?」
どれだけ仲の良い夫婦でも、
お金の価値観がピタリと一致することはなかなかありません。
「そんなに高いもの、買う必要ある?」
「節約しすぎて、なんだか窮屈に感じる…」
こんなふうに、
「大事にしているもの」や「お金に対する考え方」がぶつかる瞬間は、誰にでもあるものです。
今回は、そんなときにお互いを傷つけずに、
上手に折り合いをつけるコツを一緒に考えていきましょう。
まずは「違って当然」と受け止める
お金に対する価値観は、育った環境、親の考え方、人生経験によって大きく違います。
•「節約が美徳」と教えられた人もいれば、
•「使うべきときは気持ちよく使おう」と育った人もいます。
つまり、価値観の違いはどちらが正しい・間違っているという問題ではないのです。
まず大切なのは、
「私とあの人は違うんだな」
「違いがあるのは自然なことなんだな」
と、一歩引いて受け止めること。
これだけで、少しだけ気持ちが楽になりますよ。
感情ではなく、「理由」に目を向ける
価値観がぶつかったとき、つい感情的になってしまうこと、ありますよね。
•「そんなの無駄遣いだよ!」
•「どうしてわかってくれないの?」
でも、そこで一度深呼吸。
**「なぜそう考えるのか?」**に目を向けてみましょう。
たとえば、
•「子どもにできる限りのことをしてあげたいから」
•「将来に備えるため、今は堅実に過ごしたいから」
こんなふうに、相手なりの思いや背景が必ずあるはずです。
感情だけでぶつかるのではなく、
理由を聞き合うことが、分かり合う第一歩になります。
「譲れないもの」と「譲れるもの」を整理する
話し合うときは、お互いに
•絶対に大事にしたいこと(譲れないもの)
•ある程度柔軟に考えられること(譲れるもの)
を整理してみるのがおすすめです。
たとえば、
•「子どもの教育にはできるだけお金をかけたいけど、外食費は見直してもいい」
•「老後資金のための積立はキープしたいけど、レジャー費は年によって調整しよう」
こんなふうに、バランスを取りながら話し合うことができると、
お互いに納得感を持ちながら前に進めるようになります。
質問してみよう
最近、配偶者とお金の使い方について意見が合わなかったことはありましたか?
そのとき、相手が大切にしていたものは何だったと思いますか?
「何を守りたかったのか」を考えることで、見え方が変わってくるかもしれません。
アクション提案
今週は、**「私はここを大事にしたい」「ここは柔軟に考えられる」**を書き出してみましょう。
そして、もしできればパートナーにも伝えてみてください。
すべてを一致させようとしなくていいんです。
違いを認めながら、どこで折り合えるかを探していく。
それが、心地よく暮らしていくための知恵ですよね。
次回のコラムでは、**「家計管理を一緒にする?それとも分担する?」**というテーマで、
実際にうまくいきやすい家計スタイルについてご紹介していきます。どうぞお楽しみに!
6月8日日曜日に「はじめての家計のやりくり相談会」(60分無料)を行います。
是非この機会に、ファイナンシャルプランナーにお悩み聞いてもらいませんか?
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