FP(ファイナンシャルプランナー)相談でできること
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
事務所にご夫婦で相談に来られるケースが多いのですが、
ご夫婦で「お金に対する価値観」が違うケースが実は多いんです・・・。
そこで今回からそのテーマに絞ってコラムを書いていきたいと思います。
第6回:「将来に備えるお金の話、ちゃんとできてる?」
子どもの進学、住宅ローン、老後の暮らし…。
将来に向けたお金の話は、夫婦にとってとても大切なテーマですよね。
でも、いざ話そうとすると、
•「なんとなく不安だけど、具体的に何を話せばいいかわからない」
•「今の生活で手一杯で、将来まで考えられない」
•「相手がのんびりしすぎて、ついイライラしてしまう」
こんなふうに、心がすれ違ってしまうことも。
今回は、将来に向けたお金の話を、無理なく、前向きに進めるコツを一緒に考えていきましょう。
「将来のお金」、どこから考えればいい?
将来のことを話すとき、つい「いくら必要?」と金額から考えがちですが、
まず大切なのは、**「どんな暮らしをしたいか」**というイメージを共有することです。
たとえば、
•子どもにはどんな教育環境を用意してあげたい?(私立・公立、習い事など)
•何歳くらいで仕事をセーブしたい?
•退職後はどんな生活を送りたい?(住む場所、旅行、趣味など)
こんなふうに、お金の話を「夢」や「未来の暮らし」の話に置き換えると、
ずっと前向きに、楽しく話せるようになります。
ライフイベントごとの「ゆるい目安」をつくる
将来に備えるために、細かい家計簿や堅苦しい計画は必要ありません。
まずは、**ざっくりとした「目安」**を一緒に作ってみましょう。
たとえば:
•【子ども編】小学校〜大学まで、教育費はざっくりどれくらいか
•【住宅編】ローンの完済は何歳ごろを目指すか
•【老後編】年金以外にどのくらい貯めておきたいか
こうした目安があるだけで、今どんな貯金を優先すべきかが見えてきます。
細かい数字を詰めるのはあとで大丈夫。
まずは、「私たち、こんな感じを目指したいね」というイメージ合わせから始めましょう。
「今できること」から動き出す
将来に向けた備えと聞くと、大きなお金や長い年月をイメージして、
「なんだか遠い話だな」と思ってしまうこともありますよね。
でも、未来は“今日の小さな一歩”から始まるもの。
たとえば、
•児童手当をそのまま教育資金として貯める
•ボーナスの一部を老後資金専用の口座に入れる
•1年に1回、家族で「お金の未来会議」を開く
こうした小さなアクションが、
5年後、10年後には確かな安心につながっていきます。
質問してみよう
あなたが思い描く「理想の将来の暮らし」はどんなものですか?
そして、配偶者はどんな未来を描いていると思いますか?
まずは**「どんなふうに暮らしたいか」**を、気負わずおしゃべりしてみましょう。
アクション提案
今週は、家族で「これからやりたいことリスト」を作ってみませんか?
書き方は自由。
たとえば:
•子どもを海外留学させたい
•夫婦で温泉旅行に行きたい
•老後は田舎でスローライフを送りたい
「ワクワクする未来」を言葉にすることが、自然と将来のお金の話につながります。
「お金をためなきゃ」ではなく、
「この未来を実現したいね」という、
前向きな目標を持てたら素敵ですよね。
6月8日日曜日に「はじめての家計のやりくり相談会」(60分無料)を行います。
是非この機会に、ファイナンシャルプランナーにお悩み聞いてもらいませんか?
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