配偶者とのお金の意識の違いを乗り越えるために①

三重野徹

三重野徹

テーマ:家計

大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
事務所にご夫婦で相談に来られるケースが多いのですが、
ご夫婦で「お金に対する価値観」が違うケースが実は多いんです・・・。
そこで今回からそのテーマに絞ってコラムを書いていきたいと思います。


第1回: イントロダクション – 「お金の意識、あなたはどっちタイプ?」



家庭内でお金の話をするのは、少し気が引けるときがありますよね。
でも、実はお金に関する意識の違いが家庭の中で予想以上に影響を与えていることが多いんです。
特に、配偶者とのお金に対する価値観の違いが、
思いがけず摩擦を生んだり、ストレスの原因になったりすることがあるんですよね。

お金の使い方や価値観は、人それぞれ。
たとえば、あなたが「貯金が大事!」と思っていても、配偶者が「今を楽しみたい!」と考えていると、
無意識のうちに意見がぶつかってしまうこともあります。
でも、こうした違いを乗り越える方法はちゃんとあるんです。
大切なのは、お互いの価値観を理解し、協力して一緒にお金の使い方を考えていくこと。

そうすれば、もっと楽しく、もっと安心できる生活が待っているはずです。

お金の意識、2つのタイプ

まずは、配偶者とのお金に対する意識がどんなものか、理解してみましょう。
大きく分けて、次の2つのタイプがあるんですよ。

•貯金重視型

将来に備えて、できるだけお金をためておこうと考えるタイプです。
将来の安定を大切にしていて、節約を心掛けることが多いですね。

•使うこと重視型

今を楽しむために、お金を使うことが大事だと思っているタイプです。
旅行や趣味、外食など、物よりも経験にお金を使うことに喜びを感じることが多いです。
どちらが良い悪いではなく、それぞれに良いところがあります。
でも、意識が大きく違うと、どうしてもすれ違いが生まれてしまうこともありますよね。

意識の違いが引き起こす問題

お金に対する意識の違いは、家庭内で思いのほか大きな影響を与えます。
例えば、あなたが貯金重視型で、配偶者が使うこと重視型だと、
お金を使うタイミングや金額に対してお互いに違和感を覚えたり、
心配になったりすることがあるかもしれません。
でも、こうした違いは決して悪いことではありません。
お互いの価値観を理解し合い、どのようにバランスを取るかを一緒に考えていくことで、
意識の違いを乗り越え、より良い関係を築いていけるんです。
大事なのは、相手の考えを尊重することと、共通の目標を持つことです。


質問してみよう

さて、ここで少し自分に問いかけてみましょう。
あなたは「貯金派」でしょうか、それとも「使うこと派」でしょうか?
その理由を振り返ってみてください。
自分の価値観を知ることが、今後の話し合いにも役立ちますよ。

アクション提案

今月の支出を振り返って、貯金と使うことのバランスがどうなっているかをチェックしてみましょう。
自分と配偶者の「お金のタイプ」を書き出してみて、それぞれが大事にしていることを確認してみてください。
その違いを理解することで、次にどうやってお互いに歩み寄るかが見えてきますよ。

次回は、「貯金重視型」と「使うこと重視型」それぞれの特徴と、
それが家庭にどんな影響を与えるかをさらに掘り下げていきます。次回もお楽しみに!

今回のテーマついて質問や相談がある方はみらいマネープランニングにご相談ください。 初回無料相談にてサポートいたします。


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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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