米国債金利 購入について

三重野徹

三重野徹

テーマ:資産形成

こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。

今日は、米国債金利
についてお話ししたいと思います。

国債とは国が発行する債券のことで
国が資金を借入れする際に発行する有価証券のことです。

皆さんは日本の国債の金利はどれくらいなのかご存知でしょうか?

満期までの期間が10年の国債の利回りは、
長期金利の代表的な指標とされています。

この金利が住宅ローンの固定金利や
企業向けの貸出しなどの金利を決める基準になっていますが、
日本では2016年過去最低のマイナス0.3%にまで低下しました。

その後も長期間0%前後で推移してきた日本の国債は、
2024年5月、11年ぶりにようやく1%台になりました。

一方、米国では2022年3月から政策金利の引き上げが始まり、
2024年10年物国債の利回りは4%以上で推移していて
日本の国債とは比べ物にならないほど高い金利水準になっています。


国債の金利は貸出しなどの金利のほか、
保険会社が保険料を決める時に用いる予定利率や積み立て部分に適用される
積み立て利率の基準にもなっています。

保険には掛け捨てと貯蓄型の商品がありますが、
貯蓄型商品で資産運用をしている方
これから始めてみたいと考えている方は
積み立て利率が気になるところではないでしょうか?

資産形成をするタイプの保険商品には
終身保険
個人年金保険
外貨建て保険
変額保険
などがあり
円建てとドル建ての商品があります。

保険料を一括で支払う円建ての終身保険の積み立て利率は
2024年で1.1%程度ですが
外貨建て保険では3%から5%程度の商品もあります。

現時点では
米国債の利回りの方が日本国債の利回りより高いため、
外貨建て商品の積み立て利率が高く、円建て商品との差が出ているのです。

ドル建て保険を資産運用に活用すると
円建て保険よりも高い予定利率で運用されるメリットと
為替差益という2種類のメリットを期待することができます。

また、日本円だけでなく他国の通貨にも分散して投資をすることは日本の景気が低迷して日本円の価値が下落するリスクをカバーする働きがあります。

保険料の払い込み方法には
月払いや
年払い
契約時に1回で払う一時払い
がありますが、
満期後の解約金や返還率を上げたいのであれば
まとまったお金を1度に払い込む方が貯蓄性も高くなります。

一時払いは支払い時にまとまったお金が必要ですが、
その後は毎月の保険料が家計の負担になることもありません。

投資はよくわからない危ないのでは?
など高いハードルを感じている人にとっては、
生命保険であれば投資の知識がなくても始められる資産運用だと言えます。

資産を増やすための運用は、
基本的に保険会社が行うほか健康に自信がない方でも加入しやすい商品もあります。

債券利率が高い今のうちに資産を増やす方法として
メリット・デメリットを理解したうえで
一時払い保険を考えてみても良いかもしれませんね。

ご自身にあった方法で資産形成しましょう。



資産形成に関するお悩みの方はみらいマネープランニングにご相談ください。 サポートいたします。





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三重野徹
専門家

三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

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