夫婦で考えるべき共通の財務計画について
こんにちは。大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
今日は、保険の見直しタイミング、確認すべきポイント
についてご紹介します。
保険には加入しているけれど保険料が高いと困っている方、
この保険で大丈夫と思っていても見直すタイミングが分からなかったり、誰に相談していいか分からない方
など保険の見直し方についての悩みは多いのではないでしょうか?
保険を見直したことで保険料の負担が減り、家計に余裕ができたら嬉しいですよね。
今回は保険の見直しタイミングと確認すべきポイントについて解説していきます。
保険を見直すタイミングは大きく3つあります。
①ライフステージが変化した時
ライフステージの変化とはライフスタイルや家族構成に変化があった時のことを言います。
具体的には次のような場面です。
社会人になった時
結婚、妊娠、出産した時
マイホームの購入をした時
子供が独立した時
定年退職した時
独身時代に加入した保険は、多くの場合保険金の受け取り人が親になっています。
結婚後は自分に万が一のことがあった時の保障として、配偶者や子供が生活に困らないよう保障額を変更したり、受け取り人を配偶者に変更するなど保険を見直す必要があります。
また、定年退職後は主な収入が年金のみになります。
長生きのリスクに対する備えも必要になりますので、少しでも貯金を切り崩さないで済むよう保障を見直し、保険料の節約を考える人もいます。
このようにライフステージが大きく変化する時は、必要な保障額も変動するので、保障内容の見直しが必要になる場合が多いです。
②保険の更新が来た時
定期保険に加入している人は、10年20年など保険期間に区切りがあります。
更新時の年齢で入り直すことになるので、一般的には更新前より保険料が高くなります。
生命保険に加入してから時間が経っている場合は、生活や家庭環境が変化している可能性があります。
更新手続きを行うのか、他の保険に切り替えるのか、など保障内容をしっかり見直して判断しましょう。
③保険料が家計を圧迫している時
子供の成長に伴って支出が増加したり、住宅を購入してローンの支払いが始まったりなど、家計の収支が変わるタイミングはいくつかあります。
保険に加入当初は、無理なく払える保険料だったとしても、月々の支払いが厳しくなることも考えられます。
その場合は、ライフステージの変化や契約の更新を待たず、特約や保障内容を見直して保険料が家計を圧迫しないようにすることが必要です。
その他には、毎年10月から11月に生命保険料控除証明書が届く時も見直しのタイミングの1つです。
生命保険料控除証明書には1年間で支払う保険料の見込み額が記載されているので、控除額の上限を超えている保険料がないか、控除額を増やして節税につなげられる可能性はないかなどを確認することができます。
保険は旧制度と新制度によって控除額の上限が異なるため、どちらの保険に加入しているかで翌年の所得税と住民税が変わります。
保険を見直して新制度のものへ切り替えることにより家計への負担を減らせる可能性があります。
保険を見直す時は3つの重要なポイントである
①必要な保障と保険料のバランス
②保険の保障期間
③保険金の受け取り人
から確認します。
まずはこの3つのポイントについてご家族の現状に合っているか見直してみましょう。
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