キャッシュレス決済について（その2）

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
今回は、前回に引き続きキャッシュレス決済についてお話ししたいと思います。

キャッシュレス決済を使って買い物をするのはとても便利ですが、安全に使うために気をつけておきたいポイントがあります。
キャッシュレス決済（その2）では、キャッシュレス決済のメリットデメリットについて解説します。

まずはキャッシュレス決済のメリットです。
キャッシュレス決済を利用すれば、財布から現金を出し金額を確認しておつりをもらうという時間のかかる作業をしなくてすみます。
カードやスマホを機器にかざすだけで支払いがスピーディーに終わります。
またATMから現金を下ろす必要がなくなるため手数料の節約にもなります。
多くの会社はポイント還元サービスを実施しています。
普段よく利用するサービスの決済手段をうまく使ってポイントを貯めればお得に買い物をすることができます。
キャッシュレス決済では利用明細が履歴として残るのでなかなか家計簿をつけることが続かないという人は利用明細を家計簿代わりにすることで家計管理が楽になります。

次にキャッシュレス決済のデメリットについて説明します。
まず心配に思うことはセキュリティの問題です。カード情報をスキミングサードの方法で不正に入手されクレジットカードから身に覚えのない支払いがあったなどトラブルに合う可能性があります。
不正利用に気づいたときは速やかにカード会社に連絡しましょう。
多くのカード会社は不正利用に対して補償制度があります。利用時にアプリやメールでお知らせが来るように設定しておくと不正利用にすぐ気づくことができるのでおすすめです。
またカード会社によっては年会費がかかることもデメリットとして挙げられます。
多くのカード会社は年間の利用額によって年会費が無料になったり年会費の代わりにポイント還元率を高めに設定していたりするため必ずしも年会費がデメリットになるとは限りません。
しかし、たくさんのカードを持ってしまうとあちこちに年会費がかかることもあるので
用途や利用金額にあったものを選び、持ちすぎないように注意しましょう。

それぞれの決済手段の違いやメリットデメリットを把握した上でご自身に合ったものを選択してください。

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