教育資金はどのくらいかかる?(中学校~大学編)

三重野徹

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テーマ:子どもの教育資金相談

ファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
今回は前回に続き、中学校高校大学についてかかる金額のお話です。

今回のデータは文部科学省の子供の学習費調査と私立大学と入学者にかかる初年度学生納付金平均額の調査、日本学生支援機構の学生生活調査結果を参考にしています。

また、教育費には休職費部活動や修学旅行にかかるお金塾や習い事にかかるお金なども含まれています。

中学3年間にかかる教育費用は国公立で約146万円、私立で約422万円となっています。

国公立私立ともに小学校に比べて修学旅行費の積立や部活動にかかる費用などが増えてきます。
塾に通う子も多いでしょう。

国公立と私立の差は3倍となっています。私立中学の多くは中高一貫校であり中学から私立受験を考えている場合は高校まで6年分の教育費を用意しておく必要があります。

高校3年間にかかる教育費用は国公立で約137万円私立で約290万円となっています。
高校では学費を援助する高等学校等就学支援金制度があるため以前に比べ金銭的な負担は軽くなっています。
ただこの制度は家庭ごとに負担額が異なるという特徴があります。この制度は2010年から
始まりましたが、まだ整備中のため改正も多い制度です。今後も情報をチェックしておくと良いでしょう。

大学4年間にかかる教育費用は、文系国公立で約477万円、文系私立で約651万円となっています。
なおこの金額は自宅通学の場合です。

大学では志望する学部によっても必要な金額に差があります。理系私立は文系私立よりも学費が高い傾向にあります。また下宿や一人暮らしをするとなるとアパート代や生活費の仕送りも必要になるでしょう。

教育資金の準備は時間を味方につけることが大切です。
例えば同じ300万円でもすぐに用意することは困難ですが10年の時間があれば年間30万円
毎月2万5千円の積立で用意ができます。

早めの準備を心がけましょう。

質問や相談がございましたら
メールでお問い合わせください。

お金の小学校大分校では、教育資金準備についても学べます。お気軽にご参加ください。

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三重野徹(ファイナンシャルプランナー)

みらいマネープランニング

ファイナンシャルプランナーとしてだけでなく公的保険アドバイザーとしても年金や健康保険、介護保険等といった公的な保障をアドバイスし、将来を見据えた「未来設計図」をお客様と一緒に作るお手伝いをしています。

三重野徹プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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