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脳梗塞後の腰痛について

河野貴彦

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テーマ:腰痛

コラムをご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野貴彦(こうのたかひこ)です。


今回は「脳梗塞後の腰痛にていて」のコラムです。


現代では生活習慣病などが原因となり、脳血管疾患が癌に続き死因の第2位になるほど多くの人に危険性がある疾患です。。


その中でも脳梗塞は麻痺などの重度の後遺症を残す可能性が高く、生活範囲の制限から腰痛をはじめとする慢性症状を二次的にきたす可能性が高くあります。


当院にも脳梗塞の既往歴がある腰痛患者さんは多く来院されていますが、脳梗塞後の腰痛治療は一般的な慢性腰痛とは違ったプロセスが必要です。


今回はその違ったプロセスについて説明します。

脳梗塞後の腰痛で必ず治療すべき場所とは?

脳梗塞後の腰痛で必ずチェックしないといけない場所、それは「頭蓋骨」です!!


脳梗塞歴のある患者さんの場合、必ず脳梗塞を起こした側の頭蓋骨に硬さがみられます。


また麻痺などで神経経路にも問題が起こりますので、頭蓋骨(=脳)と末端(麻痺による萎縮を起こしている場所)の2つに刺激を与えてあげる必要があります。


そうすることで、ただ動かすだけの運動療法よりも効果的なリハビリを行うことができるので、より効率的なリハビリが期待できます。

頭蓋骨へのアプローチについて

脳梗塞の麻痺でリハビリを受けている方は、頑張って動かそうとしても上手く動かせないという悩みがあると思います。


しかし、頭蓋骨の硬い場所を触りながら動かすとちょっと動きやすくなるという事が整体の現場ではよくあります。


これはTL(セラピーローカリゼーション)検査といって、神経反射を利用した検査法を応用したものです。


脳梗塞後のリハビリではこのように少しでも体が動かしやすい状態で行う事でより効果的なリハビリが行えます。


なので、頭蓋骨へのアプローチを行う事で、よりリハビリの効率をあげることが期待できます。

末端へのアプローチについて

脳梗塞後の腰痛治療は頭蓋骨だけが原因ではなく、断たれてしまった神経経路を活性化させることも必要です。


なので、頭蓋骨へのアプローチ以外にも末端に対して刺激を入れることも重要です。


刺激と一言でいっても様々ですが、大切なのはその患者さんに対しての適切な刺激量であることです。


ですからあまり無茶な刺激は良くないので、しっかりと専門家に頼る事をオススメします。

脳梗塞後の腰痛の予後について

あくまで当院で施術を行った脳梗塞後の腰痛患者さんの予後の統計ですが、麻痺があっても普通に歩行など自活できている患者さんの場合は、しっかりと頭蓋骨や末端からアプローチしていく事で改善に向かう傾向が高いです。


しかし、杖や補助装具へ依存しないと歩けない場合や、ベッド動作しか出来ないような重度の麻痺を伴う場合は、改善できる上限というのはおのずと決まってきます。


なので施術にてその場では痛みがとれたとしても、動けない事で血流の循環力が弱いことや、同じ姿勢・同じ場所への負担が原因でまた痛みが現れる事が多いです。


逆に杖や補助装具を使っている人でも、完全に依存せずに補助程度しか使わない人は改善しやすい傾向があります。

まとめ

脳梗塞歴があり例え麻痺があったとしても、痛みに関しては施術でかなりコントロールすることができます。


また、脳梗塞後いきなりリハビリをするよりも、頭蓋骨の硬さをとったり神経に刺激を入れてからの方がリハビリの効率も高いです。


なので一度頭蓋骨の硬さにも着目してみてください!

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河野貴彦
専門家

河野貴彦(整体)

大分駅前整体院

当院では他院と違いUBIO(ユーバイオ)という計測器を使って①血管の状態②自律神経のバランス③内臓疲労など、筋肉や骨格だけでなく様々な方向から原因を特定し患者さん1人ひとりに適した施術をしています。

河野貴彦プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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