交通事故後の腰痛の原因NO.4
コラムをご覧頂きありがとうございます。大分駅前整体院の河野貴彦(こうのたかひこ)です。
今回はうつ伏せになると痛む腰痛の原因についてです。
腰痛といってもいろんな体勢や動きでの痛みがありますが、うつ伏せになったときに痛みが出る場合は「股関節」に問題があることが多いです。
では詳しく説明していきます。
うつ伏せで起こる腰痛の原因は股関節
先に結論から言うと、うつ伏せになると腰が痛くなる人は股関節が内側に捻じれていることが多いです。
そして股関節が捻じれている人の特徴として、立った時に股関節が伸ばしにくくなる為に腰を反って反り腰になる傾向があります。
この状態でうつ伏せになると、伸ばしにくい股関節に自重によるストレッチが加わり、無理やり伸ばされるような力が働きます。
すると、股関節は捻じれて伸びなくなっているので、その分腰の骨が反ることでバランスを取り腰の負担が大きくなるので腰痛が発生します。
では次になぜ股関節が捻じれるのかを説明します。
股関節が捻じれる原因
なぜ股関節が捻じれるかというと、答えは「姿勢」です。
現代人はどうしても胸の前の範囲で仕事を行う事が多い為、前かがみになり姿勢が悪くなります。
例えばパソコンなどデスクワークだと、前かがみで股関節を曲げた状態で長時間を過ごす事が多いので、股関節の前面が縮んで硬くなります。
この状態が長く続くと大腿四頭筋や縫工筋などの太ももの筋肉が収縮して硬くなる為、股関節が内側に引っ張られて捻じれが発生します。
また、立ち仕事でも同じで姿勢が悪くなり猫背になると股関節は屈曲位をとります。
この状態が長く続くと股関節の前面が縮み太ももの筋肉が緊張してきます。
まとめ
うつ伏せでの腰痛は上記で説明したように「股関節」の捻じれが原因で起こってくることが非常に多いです。
そして股関節が捻じれて反り腰になると、太ももの筋肉がやたらを緊張して硬くなっていますのでこの部分のマッサージが有効です。
もし、うつ伏せで腰痛を感じる方や反り腰のお悩みがある方は、一度太ももの筋肉を触ってみて下さい。