新入社員研修で「無理」「できない」という言葉を聞きませんか？

新入社員研修を担当しています

今日は新入社員研修を行っています。松井商会では、新入社員研修は私がしています。
その中での一コマ。
「大人の歯って何本ある？」
「うーん　わかりません」
よくあります。
「自分の口の中は？」
「うーん　わかりません」

みんな自分の歯が何本あるか？
通常はあまり意識したことがないのですね。
その時私は質問を変えます。　
「どうやったらわかる？」
すると
「トイレで鏡で自分の口を見てきます」
「じゃあ見てきて」
というように、
みなさん。わからないという言葉をよく使います。

無理？
わからない？
という言葉は頭がフリーズする言葉です。

そこで考えが止まってしまうので、これ以上動かないのです。
でも、本当にわかるには？
全然難しくないことなのです。
「どうやったらできるかな？」

ということを考えることがとても重要なのですね。
「自分の歯の本数がわかりません」ではなく
「数えてみないとわかりません」

というふうに答えられると良いのですね。
わからないと言う。脳の習慣になっていませんか？

せっかくなのでこれから覚えることも多いので。
２０個のパフォーマンスをみてもらいました。
「１番時計から２０番熊までどれくらいで覚えられる？」
「２時間くらいですかね？でも無理です。」
すごいを通り越して、気持ち悪いそうです。
「じゃあやってみるね」
と２０個覚えました。　
すると「信じられない」
「じゃあ覚えてみようか？」
と伝えると「無理です」
でも覚え方を話すと、４分で１０個簡単に覚えました。
さすが若いですね。
「無理と言っていた自分がさっきまでいたよね」
「きっと今までやる前から無理って言っていることないかな？」

「これからはどうやったらできるようになるかな？」
って考えようね。ということをまず行っています。

ビジネスマナーを習うより、仕事のスキルを習うより、まず「自分はやればできる！」
この考え方を伝えて、コップをお風呂の浴槽の大きさにしてあげる。

そして、覚えるものや身につけるものを教えることを行います。

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それぞれのステージでお役に立てれば幸いです。

ふと考えると、松井商会の研修は無理が言えなくなるので、ある意味厳しい研修かもしれませんね。
愛情いっぱいですが。（笑）