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利光哲哉プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

パワポの設計図がAIでアプリに?専門家いらずのプログラム作成術

利光哲哉

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テーマ:生成AI

業務改善のために、PowerPointやExcelで「こんなシステムが欲しいな」という構成図やフロー図を描いたことはありませんか?
その“設計図”、実はAIを使えばプログラムにできるんです。
専門家でなくても、アイデアを形にする方法をご紹介します。

たった3ステップ!AIを使ったプログラム作成の流れ

とても簡単なので、ぜひ試してみてください。

1. AIに設計図を読み込ませる

まず、PowerPointなどで作成したシステムの構成図やフロー図をPDFなどのファイル形式で保存します。そのファイルをGoogleのGemini Pro2.5のような生成AIに読み込ませ、
「この図のアプリをPython言語でプログラミングしてください。処理の説明は、日本語で記述してください。」
と、普段の言葉で指示を出します。

2. プログラムをコピー&ペーストする

すると、AIが自動でプログラムのコードを書き出してくれます。それを指定されたファイル名(例:sample.py)で保存するだけです。

3. AIと一緒にエラーを修正する

プログラミングにエラーはつきものです。でも、心配はいりません。
Visual Studio Code(VS Code)のような無料の開発ツールでプログラムを実行し、エラーが出たら、そのツール内にいるAIエージェント(Claud Sonet 4やGrok Code Fast 1など)に「このエラーを直して」とお願いすれば、解決策を教えてくれます。

実際にこの方法でWebアプリを作ってみたところ、きちんと動作するものが完成しました。

成功の秘訣は「分かりやすい設計図」

この方法のポイントは、AIが正しく理解できる、分かりやすい設計図を最初に用意することです。誰が見ても処理の流れが分かるような図をしっかり描くことが、成功への一番の近道です。

専門知識がなくても、アイデアを素早く形にできる時代になりました。この方法なら、開発の時間もコストも大幅に削減できるかもしれません。ぜひ、皆さんのビジネスにお役立てください。

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利光哲哉
専門家

利光哲哉(DXコンサルタント)

利光コンサルティング

約40年のIT実務経験と大学での教育・研究実績を基に、生成AIをスマホ等で活用するなど中小企業のDXの最初の一歩からを支援。社員が主役の業務改革を支援します。企業に「テクノロジーの民主化」を!

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