フランチャイズ加盟は経営者の見方。集客に悩まないフィットネス・ジム経営が可能に
そもそも、フィットネスのフランチャイズとはどういったものなのか?簡潔にまとめます。健康への意識が社会的に高まりつつある現代。フィットネスやジムへ通う人も増えてきました。それはつまり、体を動かして健康を維持できる施設のニーズが高まったということ。そのため、首都圏を中心にフィットネスジムが増加しており、フランチャイズで経営者になる個人事業主も同様に増加しています。また、フィットネスのフランチャイズにも種類がありますが、今注目されているのが、24時間営業のフィットネスです。
利用者にとっての24時間営業のニーズの増加
ではなぜ、24時間営業のニーズが高まっているのか?それは、ライフスタイルが多様化してきているためです。フリーランスなどの新しい生き方が増え始めた現代、いつでも、どこでも働くことができます。そんな時代に時間が指定されている施設は、徐々に廃れていくのかもしれません。24時間いつでも利用できれば、仕事終わりのサラリーマンや、夜遅くに仕事が終わるシフト制の製造業の方など、誰でも運動をしに足を運べます。
また、24時間営業を実現可能にする術もあります。従来の24時間営業の代表例はコンビニ。しかし、最近問題視されているように、24時間営業はオーナーにとっても従業員にとっても負担が大きいものです。健康を維持するためのフィットネスジムが、過重労働で従業員の健康を侵害するわけにはいきません。24時間営業を実現するのは、警備会社とのタイアップです。
営業時間を延ばしてもコストがあがらないカラクリ24時間フィットネスの施設内には、防犯カメラや非常ボタンが至る所に設置されています。そのため、夜中のフィットネスジムにはスタッフがいません。設置されているジム機器で来店者は独自に運動を行うだけなので、スタッフは必要ないのです。人件費は削減でき、ほとんど費用はかかっていません。24時間営業できて売り上げが上がるだけではなく、こういった警備会社とのタイアップによってコストも削減可能。これが24時間フィットネスでフランチャイズを行う最大のメリットと言えるでしょう。
また、指の静脈でドアの施錠を行えるシステムも注目されています。登録されている人が指を置いて認証を行い、ドアの開放が可能です。24時間フィットネスではもちろん、他の施設でも導入が検討できそうです。導入されれば、スタッフが在中する必要はありません。大幅な人件費削減が期待できるでしょう。
人手不足に強いこと
先程からお伝えしているように、24時間営業のフィットネスは人手不足に強い仕組みになっています。
理由を1つずつまとめます。
①スタッフが必要ないサービス形態
一般的なジムの場合、受付やトレーニングを指導してくれるスタッフが必要です。しかし、24時間営業のフィットネスは、独自のシステムで入館を管理し、指導するスタッフも必要ありません。来店者は自分でトレーニングを行います。そのため、さまざまな業界で叫ばれている人手不足問題は、24時間フィットネスには当てはまらないのです。
②警備会社とのタイアップ
人件費削減には、警備会社とのタイアップも一役買っています。24時間営業だと常にスタッフが在中していなければいけませんが、警備会社が24時間警備にあたっているため問題ありません。
③成長産業
近年は体を鍛えて自己実現を図る人が多くなりました。その時代の流れも功を奏して、フィットネス業界で働きたいという人も増加しているようです。成長産業には人が集まります。人手不足に悩まされる心配はありません。
まとめ
24時間フィットネスのフランチャイズは急増しています。さらに人手不足という全業界が問題としている課題も、フィットネス業界には当てはまりません。人手がいらないサービス形態、警備会社とのタイアップなど、人手不足への対応もバッチリです。これからフランチャイズを始めたいと考えている方は不安なこともあるかと思いますが、本部とも協力をして、経営を成功させましょう。