タイムマネジメントの技術は社会を変える
今回は、タイムマネジメントの全体像について解説します。
そもそもタイムマネジメントとは時間のやりくりのことです。
しかし、そこに基準が無ければ何を優先させるのかを判断できません。
私はタイムマネジメントの定義を「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。
プライベートでも仕事でも、本当に大切なことに時間を投入しなければ期待する成果は出ません。となると、「本当に大切なこと」を決めることが最優先です。行き当たりばったりで時間を使っても、進みたい方向には進めません。
ここで土台として必要になるのが、何のためにそれに取り組むのかという「目的」
経験上、目標達成に必要なのは目的が8割、方法が2割程度と確信しています。
いずれにしても、「何のために生まれてきたのか」と目的を聞かれたら、私だったら迷いなく「幸せになるため」と答えます。皆さんも同じだと思います。もちろん、幸せの形は人それぞれです。
これを表現したものが「ビジョン(未来の理想像)」
数年後の未来に実現したい状況などのイメージをビジュアル化したものです。
ただし、ビジョンは遠すぎて現在地からは見えにくいものなので、その途中に置いた指標が「目標」で、目標達成のためのアクションリストが「行動計画」となります。
目的、ビジョン、目標からつながる行動計画に対して、なるべく多くの時間を投入していくための技術がタイムマネジメントということになります。
夏休みの宿題をお盆までに片付ける技術を知らなければ、始業式の前日に泣きながらやる羽目になるように、知らないとできないことでもあります。
タイムマネジメントを社会に広げるのが、私の幸せです。