高齢者虐待防止法

こんにちは。マルサ・佐藤です。

このところ【介護ネタ】が続いておりますが、
社会現象となっており、避けては通れない話題です。
ご興味のある方は、お付き合いくださいませ。

「高齢者虐待防止法」って聞いたことはありますか？
https://www.youtube.com/watch?v=Fl2_mxga0cA&t=2s
(大阪法務局チャンネル）

「高齢者虐待防止法」
https://laws.e-gov.go.jp/law/417AC1000000124
（e-GOV 法令検索）

それでは、「高齢者虐待」とは、どんなことでしょうか？
1．身体的虐待
2．心理的虐待
3．介護・世話の放棄・放任
4．性的虐待
5．経済的虐待

この法律には、「経済的虐待」が含まれております。
・日常生活に必要なお金を渡さない。使わせない。
・高齢者の金を奪い、高齢者の年金や預貯金を本人の同意なく使う。
・高齢者の自宅等を無断で売却する。ことです。

私の88歳の父親も生活費と一緒に引き抜かれておりました。
まさか、そんなことは無いであろうと思っておりましたが、全く気付いておりませんでした。
が、ある偶然により発覚しました。
両親が亡くなってから、5年後のことでした。（各銀行の口座取引一覧を取り寄せました。）
法律上は、そのことに気が付いてから、10年が時効期間です。
裁判に起訴する場合は、証拠を揃えて、10年以内に起訴してください。

今や、社会現象になっている「高齢者問題」です。
平均寿命の長期化から認知症、難病の増加、相続準備まで、
事前に対策を取ることが大切です。
税理士や司法書士、行政書士、介護福祉士、FPに相談することをお勧め致します。

我が家は、特別では無く、ごく一般的なサラリーマンでした。

世間でもよくある、「相続」にまつわる災難事です。
親の資産を、一人で奪い取り本人は知らんぷりする卑怯な様子です。

こんな相続のトラブルを少しでも回避するために、
最近ではお寺様もお布施代の領収証を発行されているところもあるそうです。
お布施代は、お金の誤魔化しにはもってこいでしょうから、
親族間の争いがある環境では注意が必要です。
上手く誤魔化されやすい口実になります。

介護を巡り、様々なトラブルも発生します。
家庭の中から、施設の中まで
本人が弱ってくると思いもよらぬ事態が発生します。

テレビドラマや映画のように大げさではないけれど
ごく自然に行われている「高齢者虐待」は人権侵害に値します。
（※65才以上を対象とする。）

老いてくると、今までの恩など忘れてしまい、
ついつい自分の生活が優先になってしまう有り様。

弁護士付けて身を守る様は、もう引き返せない状況になっている状態ですね。。。

高齢者数も増加する一方ですが、皆様も気を付けてお過ごしくださいませ。




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