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木材の特性と構造体の関連を精査する

武石明

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建物の構造体を形成する材料の代表的なものは、木、コンクリート、鉄の3つです。
木造の家を設計・施工するには、木材の特性を熟知していなければなりません。
木材は植物なので水を含んでいます。

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そのため、腐る、シロアリに喰われる、狂いや割れが発生する、曲がる、強度が低い、等々が弱点です。
特長としては、樹種が多く使い分けが容易、変形に対して粘り強い、重量が軽いので加工し易い。
構造体の特性として、数多くの木材をかみ合わせて骨組みをつくる。
個々の部材は脆いが、接合部が多いので粘り強い。

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建物重量は軽く、柔らかい建物となる。
その為、中小地震による横の力に対しての変形角度は、高さに対して1/120まで損傷しない。
同様に大地震に対しても、1/30まで倒壊しない。
接合部に金物やボルトを使わない伝統構法の構造体は、実験により1/15まで倒壊しない事が証明されています。 

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詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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