家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
家は土地の上に建つ構造物です。
家を求めるには、設計担当者に様々な要望を伝える事から始まります。
設計者はその要望と、土地の広さや形状、周りの環境・気候風土、予算を考慮して、平面図と立面図を作成します。
大方は、これに納得すれば着工となりますが、実はもっと大切な事があります。
家は少なくても、70年以上住まう財産です。
どの様な工法で構造体を建てるか?でその良否が決まります。
一品生産の木造の場合は特に重要です。
構造物を構成する木材は、樹種や産地によって強度や耐久性が異なります。
その特性を活かして、強くて長持ちのする家をつくる為には、構造計算によりその性能を確認しなければなりません。
地震・大風・大雨・大雪、等に対する損傷・倒壊に対する安全数値の証明です。
建築士の資格があっても、その専門力はセンスと経験によって違います。
私たちは2005年「伝統木構造の会」に入会、東京での講習会を契機に、構造計算の勉強を始めました。
今は、コンピュータによるデータ解析ですが、より高度な計算法でも証明します。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。