Mybestpro Members

武石明プロは新潟放送が厳正なる審査をした登録専門家です

何故、大工の手刻みによる家づくりに拘るのか?

武石明

武石明

 大方の人は木造の家は誰がつくっても一緒だと思っているのではないでしょうか。
確かに工場で生産するプレカット方式なら一緒です。
ですが建築用材としての木材は大量生産方式には無理があります。
木は自然の中に育つ植物であり生き物です。
当然のごとく1本たりとも同じものはありません。
同じ樹種であっても育つ場所によって、強度もクセも違います。
その選別は今のところ機械では出来ません。
大工職人の長年の経験と眼力に頼るしかありません。

2020_11_01-1

2020_11_01-2


更に木組みの構造となると、接合部や組手が複雑であり、ノコギリ・ノミ・カンナを自在に操る技能力が必要です。
日本の伝統的木構造は世界でも類のない最先端の技法です。
これは科学的実験によりデータも公開され証明されています。
ですが、この技能を身に付けるには最低でも10年の訓練を要するので今の若い職人は減少しています。
高度な性能・品質の家をつくるための絶対条件です。
この技術を後世に継承するためにも手刻みの家づくりに拘っています。

2020_11_01-3

2020_11_01-4

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

武石明
専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

武石明プロは新潟放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

木のことを知り尽くした木造住宅設計のプロ

武石明プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼