家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
現行の建築基準法では木造建築の場合、大規模建築物以外は構造計算による安全性の証明は対象から外されています。
この事情から多くの設計者は構造に無関心であるのが実状です。
中には基本プランとデザインだけで、後の構造計算はプレカット工場にお任せという実態も報告されています。
構造計算という行為は力学的側面のほか、建築計画や材料科学の面にも目を向けなければなりません。
木は鉄やコンクリートとは違い、軽くて柔らかく強度は格段に弱い建築用材です。
木の特性を活かした構造体が日本の先人、匠から受け継がれた独特の耐震構造です。
その根拠を設計担当者はレベルの高い「限界耐力計算法」により数値(安全限界変形角)で証明します。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。