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家の価値・性能・機能の関連特性を知る。Part5

武石明

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「地震の揺れを左右する、地盤と建物の周期」

地震とは地盤の揺れによって発生しますが、この揺れには周期があります。

揺れの周期とは、振り子のように揺れ、一往復にかかる時間を指します。
場所によって違いますが、08~1.0秒に集中します。

地盤の特性を簡易計算では、1・2・3種に分けて計算します。
一方、建物も同じ様に揺れの周期を持ちます。

その周期は、建物によって固有の周期を持つことから「固有周期」と呼ばれています。
この固有周期は一般的に建物が高く、重く、柔軟なものほど長くなり、低く、軽く、強固ものほど短くなります。

そして、建物の固有周期と地盤の揺れの周期が一致(共振)すると、建物の揺れが増幅され、倒壊などの大きな被害を引き起こす原因となります。

2018_07_10

つまり、地盤の周期に近い固有周期を持つ建物を造らないことが、耐震化の重要なポイントとなります。

軟弱地盤の周期曲線はすそ野が広いために、その範囲から外に抜け出せず、不利な条件が重なります。

詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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