家は周囲への影響と住む人の品格を表すもの
国土交通省は11月6日、業界団体から優良認定を受けた中古住宅の販売が、来年4月から始まると発表しました。
安全性や品質が一定の基準を満たした物件に「安心R住宅」の専用マークが付き、購入する際の目安にできます。
中高住宅を購入する人の不安を払拭し、流通を促す狙いがあります。マークは、不動産仲介業者が、加盟する団体の許諾を得て物件広告などに表示します。
「R」はリユース(再利用)、リフォーム(改装)などの意味
安心R住宅と認められるには、耐震基準を満たし、劣化状況の確認審査を受けることが条件です。
安心R住宅マークを使用する団体は、国交省に登録しなければならず、同省は12月1日から登録申請を受け付けます。
運用開始後は、業界団体が消費者からの相談窓口を設け、トラブル対応も担います。
「安心R住宅」の主な要件
①耐震基準の適合による安全性の確認
②診断の結果、瑕疵保険の検査基準の適合
③費用を含むリフォーム提案書の提出
④外装・内装、水回りの現況写真の閲覧
⑤物件に関する調査報告書の作成・交付
この要件は、中古住宅の売買時にだけに限らず、現在住んでいる家に大金を掛けてリフォームを行う際の価値・性能・品質の証明になります。
詳しくはホームページ「あがの家・創生プロジェクト」をご覧ください。