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新耐震基準制定後の家であっても、安全とはいえない

武石明

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昨年4月、熊本地震で新耐震基準制定後の家が約80棟倒壊しました。
同年10月9日、NHKスペシャル「あなたの家が危ない!耐震基準の意外な盲点、熊本地震で明らかに!」が放送されました。
築後5年の新しい家の倒壊要因を専門家の調査を基に詳しく検証しています。

12月1日写真1

12月1日写真2

現行の建築基準法の不備も指摘しています。
木造の家の場合、500㎡以上又は3階以上でなければ構造計算による安全性の証明は対象から外されています。
この事情から多くの設計者は構造に無関心であるのが実情です。
中には基本プランとデザインだけで、後の構造設計はプレカット工場にお任せ、という実態も報告されています。


12月1日写真3

12月1日写真4

この放送内容の結論を一言でいえば、いくら法律で耐震基準を定めても、それに携わる設計者・施工者の意識の欠落と無知によって、安全とはいい切れません。
従って、「新耐震基準の家であっても、耐震診断をお勧めします」と警告しています。

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専門家

武石明(一級建築士)

株式会社研創

木の特性を知り尽くした設計士の視点と、古き良き伝統の大工技術、更にはコンピューター解析での「限界耐力計算法」による耐震証明が融合された、住めば住むほどその真価を実感出来る「こだわりの木造住宅」を提供。

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