1年ぶりのマネーセミナーひよこぐみをやります!
女性が男性と同様に仕事をすることは大事なことです!
少子高齢化で高齢者はとても多く
生まれてくる子どもが少ない、
今までの公的な制度も揺らぎます。
公的年金もそう。
今、年金をもらっている高齢者は
今の現役世代で支えられています。
この先不安です。
多分、給付が下がるか
保険料が上がるか
どちらも難しいです。
思い切った改革が必要なら
現在の第3号被保険者制度が
変わるのかもしれません。
第3号被保険者というのは
主に会社員の妻で無職の専業主婦の方が
公的年金保険料を納めなくても
将来の老齢基礎年金の受給ができる、
というもの。
夫が無職で妻の扶養に入る場合も
夫が第3号被保険者になれます。
収入が少なく扶養範囲も適用です。
自営業などは第一号被保険者、
国民年金保険料を納めます。
第1号被保険者の配偶者は無職でも
第3号被保険者にはなれず
第1号被保険者として国民年金保険料を
納めます。
会社員の妻がお得なこの制度は
昭和61年のバブル期にできました。
この頃は専業主婦も多かった印象。
終身雇用制で収入も右肩上がりなら
妻は結婚して子どもができたら
仕事を辞めて育児に専念し
夫ががんばって収入を得る、
とうことが一般的だったかもしれません。
残念ながら時代は悪い状況に
進んでいったようです。
バブルが弾けて物価も上がらなかったけれど
給料も上がりません。
終身雇用制が当たり前ではなく
共働きをしないと家計が回らないお家も
たくさんです。
変なお得感がある3号被保険者制度。
この制度は妻の働きを阻んでいるようです。
女性が希望をもって就職しても
結婚すると働き方を考える場面があるはず。
夫の扶養に入るということは
自分の収入をあきらめるということ。
本当は夫よりたくさん稼いだかもしれません。
日本は離婚率も高いです。
何らかの理由で夫とサヨナラしたら
専業主婦はシングルマザーとして
子どもを育てながら働けるでしょうか。
なかなか難しく貧困に陥ることも多いようです。
女性にとって収入の確保は大事なこと。
働いて生計を立てることも大事だし
不測の事態に備え、
キャリアをあきらめないことも
大事なのではないでしょうか。
ある意味では第3号被保険者制度が
女性の社会進出を阻んだり
豊かな生活を妨害しているのかもしれません。
そして夫は仕事、妻は家庭の
伝統的性別役割分業を根強く残しているのかも。
それは夫の家事参加も消極的にしているよう。
あまりに経済的に夫に依存するのも
妻にとってはデメリットと思います。
妻が夫のように収入を得て働くことは
日本にとってもよいことです。
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時代は変わりました。
いろいろ制度も見直されます。
収入のことも考えてみてはいかがでしょう。
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FP石井順子に聞いてみて!
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