1年ぶりのマネーセミナーひよこぐみをやります!
一番の被害者は私たち善意の契約者…
ビッグモーター事件が
世間をざわつかせています。
一番の問題は保険金の不正請求です。
修理の依頼があった車に
更に傷をつけて
修理代の水増し請求をしていた、
驚くべきことです。
誰が得をして、損をするのか。
私もFPの仕事の傍ら
保険代理店に所属しているので
生命保険や損害保険の手続きに
関わっています。
損害保険の資格は確か平成8年から
あります。
当時は生命保険も損害保険も
コンプライアンスなんて言葉がなく
グレーなことが多かったです。
今は相当厳しいです。
保険代理店からのコンプライアンス研修で
所属募集人たちはしっかり
法令遵守させられています。
ビッグモーター事件については
私も驚いています。
起こっていない事故を
起こったことにして
保険金を受け取る。
保険の契約者は事故で車を
ビッグモーターに修理依頼します。
修理代金が水増し請求で高くなれば
保険を使うことになります。
保険を使えば更新時に保険料が上がります。
ただ保険金はいくら支払おうと
保険料の上下はありません。
契約者には金銭的な損失が
無いような気がします。
保険会社は請求された金額を
保険金として支払います。
経費などは別にして
支払われた保険金と契約者が払った
保険料は等しくなるのが保険です。
架空の事故に対しての保険金で
全体の支払いが多くなれば
全体の保険料は上がります。
善意の契約者たちの損失は大きいです。
この事件の一番の被害者は
今、自動車保険に契約している
一般の人たちです。
全く関係ないと思って
ニュースを眺めているかもしれません。
ビッグモーターの会社の規模
不正の多さを憤るべきです。
一番の悪人はただ会社の利益のために
不正請求を社員に行わせた経営者ですが
会社からの恫喝に耐えかねて
不正に手を染めてしまった従業員たち、
出向で大勢の損保会社の職員が
現場にいたはずなのに
防ぐことができなかったこと、
とても残念です。
特に損保ジャパンは大株主だったせいかも
しれませんが
保険金の水増し請求に
気がつけなかったのでしょうか?
他の事故の修理費用に比べて
異常に支払いが多かったはずでは
と思います。
寛容であることは、大きなリスクを負います。
先程、車を所有している保険契約者は
損失はあまりないような話でしたが、
事故が大きくなく、保険を使うことなく
自腹で修理代を払うことが
できたかもしれない可能性は
ゼロではないと思います。
そのような方も大きな損失だと思います。
ビッグモーターという会社は
これから業務を継続するのでしょうか?
人の命に係わる車を扱う仕事を
コンプライアンスの無い会社で
任せられるのでしょうか?
ビッグモーターの社員の方たちも
被害者であるかもしれません。
内部告発をしたけれどもみ消されてこと、
残念だったかもしれません。
ただあれだけ多くの社員の方たちが
いたのだから
もう少しみんなでがんばってほしかったです。
それぐらい、してしまったことは取り返しが
つきません。
このようなことは許されない、という
認識を世間が持てるよう
しっかり調査をしていただきたいです。
目先のことだけ考えず
善悪の区別がつく人になりましょう。
どんなに恫喝されても
やってはいけないことを理解してほしい。
お問い合わせは
電話 090-1404-7204
ホームページ http://fpjun.on.omisenomikata.jp/
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