アンコンシャス・バイアスが少子化の一因ではないでしょうか?

石井順子

石井順子

隠れた思い込みに気づくことでみんながもっと生きやすくなります

日本の少子化問題、切ないです。
新潟市も人口減少が進んでいるようです。
生まれる人が少なく、
歳をとって亡くなる人が多くなれば
人口はだんだん減るに決まっています。

私の子どもの頃はあんなに人が多かったのに
繁華街だった街は昼間でも真夜中のように
人気がありません。
日本全体で人口減少が進めば
都市も消滅してしまいます。
このようなことが
事前にわかっているのだから
なんとか対策を取りたいものです。

日本では残念ながらまだ
女性が自由に子どもを産めるような
状況ではないです。
出産の前にまず結婚です。
若い人が結婚を躊躇する理由は
性別役割分担意識だそうです。

性別役割分担とは
男は仕事、女は家庭、というような
伝統的固定観念です。
働く女性たちは男性と同じように
責任をもって働いています。
まだまだジェンダーフリーに関して
発展途上の日本では
働く女性たちに結婚への不安を
与えているようです。

夫より家事や育児の負担が重いかも、
という不安です。
晩婚であれば、それにまして
介護の不安も付きまといます。
育児に関してですが
確かに授乳を考えれば
生まれたばかりの子どもの面倒は
女性が適しているのかもしれません。

ただ女性の役割は子どもを育てることや
家事をするだけではないです。
会社員としてまたは経営者としてなど
社会人のしての役割もあります。
仕事をしながら、
負担は大きいと思いますが
子育てはできるはず。
そこにきちんと夫が参加するようであれば
負担はぐんと減ります。

男だから家事・育児はしなくていい、は
昭和の考え方です。
今は令和。
結婚生活の中で
子育てはぜひ協力してほしいです。
女性も出産を機に仕事を辞めてはダメです。
人生にはいろんなことがあります。
ひとりひとりの稼ぐ力は大事です。

男性の家事・育児能力が
結婚に問われている
ということかもしれません。
結婚したい男性は家事力を磨け、
でしょうか。
逆に妻子を養う、ことが
男性に求められることも令和らしくないです。
収入は夫婦合わせて、場合によっては
子育て時代は主夫でもいいかもしれません。
選択はひとそれぞれ、自由です。

昔の習わし、みんながそうだから、
に振り回されず
自分たちの家庭は自分たちのやり方で
決めていいんです。
家族が納得する形で考えてください。

アンコンシャス・バイアスということばを
ご存じでしょうか?
無意識バイアス。
自分自身では気づいていない
ものの見方や捉え方の歪みや偏りです。
このようなこと知るだけでも
多様性を認める第一歩だと思います。

お問い合わせは 
 電話 090-1404-7204
 ホームページ  http://fpjun.on.omisenomikata.jp/

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて
https://mbp-japan.com/niigata/fpjun/inquiry/personal/

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

石井順子プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

石井順子
専門家

石井順子(ファイナンシャルプランナー)

ファイナンシャル・プランナー 石井順子

金融機関から独立した公平な立場であることから、お客様に最もメリットのあるプランを提案できます。銀行、証券会社、保険会社などさまざまな金融機関の現場で得た専門知識と経験もプロの大きな強み。

石井順子プロは新潟放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

金融機関20年の経験からアドバイスするお金のプロ

石井順子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼