1年ぶりのマネーセミナーひよこぐみをやります!
老後準備のカギはWPP…
去年の国勢調査の結果が
昨年11月末に公表されました。
一人暮らしの世帯は
全体の38%を占めています。
特に65歳以上の高齢者の単身が
5人に1人と増えています。
男性は約231万人、女性は約441万人、
圧倒的に女性が多いです。
女性のほうが長生きということも
あるのでしょう。
今は結婚して子どもがいるのが普通
というわけではなく
昭和の時のように生涯独身でも
珍しくありません。
生涯未婚率は男性で25.7%、
女性で16.4%です。
ここで私自身が深刻に感じるのは
男女の賃金格差です。
2017年の世界の統計で男女の賃金格差は
OECD加盟国ワースト1位が
韓国の34.6%、日本は第2位で24.5%
欧米諸国は10%台に比べると
非常に大きいです。
以前から問題視されている
女性の社会的役割分担は
出産、育児、家事、そして最近は介護で
まだまだ男性と同じ仕事ではなく
女性の働く人の半分以上54.4%が
非正規労働者です。
そして欧米に比べ正規と非正規の賃金格差は
日本が大きく、平均で
正規労働の7割ほどが非正規の賃金のようです。
女性の場合、結婚などで退職
その後、子育てが落ち着いた、
あるいは離婚に伴う再就職では
なかなか正社員の道が厳しいかと思われます。
年齢を重ねればなお難しくなります。
女性が収入が低ければ
持ち家を買うためのローンも組みにくく
生涯賃貸に住み続け家賃を払っていく心配も
あるでしょう。
また日々の生活が大変で
なかなか資産形成する余裕資金がないことも
考えられます。
高齢になればがんなど大きな病気に罹ったり
認知症など介護の心配もあります。
女性が寿命が長いということも
喜ばしいより、お金の面からは
深刻な問題かと思われます。
WPPということばがあります。
慶応大学の権丈善一教授が
広めたと聞きましたが
・Work longer
長く働く
・Public pension
公的年金
・Private pension
私的年金
だそうです。
健康で長く働き続け
正規雇用で2階建ての年金の受給権利得て
投資の知識を身につけ
若いことからコツコツと
つみたて投資でじぶん年金を準備することが
不安を感じることなく
長生きを楽しむことができると思います。
女性の貧困が増える問題を解決できると
女性の賃金がアップし、税収も増え
消費も増えウインウインです。
国に任せていてもなかなか幸せにはなれません。
女性の方たちには将来の準備を
自分自身で考えていただきたいです。
新潟のFP石井順子
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電話 090-1404-7204
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