働き方改革でワークライフバランスは進んでいるのかな?

石井順子

石井順子

職場で家庭の事情を気軽に話せればいいですが…

令和元年、最後のコラムです。
今年もアッという間に過ぎました。
みなさんは今年1年、いかがでしたか?
老後2000万円問題が騒がれました。
不安になった方も多かったでしょうか。
来年はその不安を解消するため、ぜひお尋ねください!

最近よく働き方改革なんて言われますが
一億総活躍社会を
実現するための改革として
働き方改革関連法が
去年成立しました。
今年から順次施行されています。

働き方改革は
働く人が個々の事情に応じた
多様で柔軟な働き方を
自分で選択できるようにするための
改革です。
少し前からワークライフバランスと
いうことも言われています。
こちらは
仕事と生活の調和を図ることです。
子育て、介護が必要な時期に
多様な働き方が選択でき
公正な処遇が保たれていること
とされています。
まさに働き方改革です。

多様で柔軟な働き方を
選択するというのは
能動的に進んで
何かにチャレンジするというより
家庭の事情でやむを得ず
離職を余儀なくされることの無いよう
企業の配慮を求めることを
法律で決めた
ということのような気がします。

仕事か育児か
仕事か介護か
主にるのは選択させられるのは
女性でしょう。
介護の場合、お嫁さんがいないのは
もっと悲惨かもしれません。
親の介護で子が離職して
面倒を見て
親が亡くなった後
経済的に立ち行かなくなる
という例はよく耳にします。

法律で労働者を守るということは
大事だと思いますが
家庭で大変なことが起きたとき
家族以外に相談をするということを
みなさん、やっていないのではないですか。
育児休暇、介護休暇の申請や
お子様の看護休暇のことなど
権利すら知らない労働者が
多いような気がします。

また、企業も従業員の家庭の事情に
配慮するということを
積極的にはやりたくないかと思います。
良い人材の離職を防ぐためにも
企業で相談窓口を設けたり
問題解決の支援をしてほしいです。

相変わらず
男性の育児休暇取得率は低いです。
女性の社会進出という言葉が今後
古くなって忘れ去られるくらい
女性の働き方が変化できたら
男性と女性の働き方も
変わらなくなり
賃金格差も無くなり
育児休暇も女性が取るのが当たり前という
世の中ではなくなるのかなと思います。

お母さんが働いていると
子どもが家に帰ってもかわいそう
という考えが無くなり
夫の働きに頼る考えが無くなれば
シングルマザーが貧困になりがち
ということも無くなると思います。

シングルマザーといえば
マルコメみそのCM
初めて見たとき泣けました。
今でもウルっときます。
あのCMも昔はそんなことも
あった時代だねって
言えるくらい
世の中の改革が上手くいくことを
祈ります。

新潟のFP石井順子
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