日本人の平均寿命の延びで気になる社会保障の維持…

長生きは素晴らしいけれど、社会保障等水準の維持も課題です！

先日、去年の日本人の平均寿命が
発表されました。
男性81.25歳
女性87.32歳
どちらも過去最高を更新
順調に延びています。

世界の水準は
男性
1位香港82.17歳
2位スイス81.4歳
3位日本

女性
1位香港87.56歳
2位日本
3位スペイン85.73歳

香港は男女とも1位。
スイスも男性は高いです。
共通している点は
国が小さく、
貧富の差が少ないということ。
日本もちょっと近い。
教育水準が高く
健康意識が高い。
この辺も近い。

女性3位にスペインが入っています。
タバコやお酒は盛んみたいですが
オリーブオイルの地中海料理が
体によさそうです。
地中海料理は認知症を抑制するという
効果もあるようです。
そして家族仲もよいということ。

生命の寿命だけではなく
健康寿命はどうでしょう。
自立した生活を営むことができる年齢、
健康寿命ですが
2016年で
男性72.14歳
女性74.79歳
どちらも平均寿命から見たら
介護状態が10年はありそう。
うかれていられません。

とても長生きですが
子どもはなかなか生まれません。
1人の女性は平均2人は
生みません。
深刻です。
社会保障の維持が危ういです。

子どもが生まれない理由を
たまに垣間見ます。
育児休暇の男性の取得が
それほど進んでいないような気がします。
去年で男性の取得率は6％ほど。
制度はあっても利用されません。
会社が悪いのかと思えば
パパからの申し出がないという
理由も少なくないと思います。
育児はもう女性だけの仕事でないはず。
育児休暇を取ってみて
初めてわかることがたくさんある気がします。
ぜひ取得されてください。

とにかくみんな長生きだけれど
日本に言えるのは
将来の面倒は自分で見ようってこと。
年金、医療は自助努力。
若いうちから資産形成を
しっかりしたいです。

新潟のFP石井順子
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