シニアからリタイアメントがなくなるかも

年金を受け取りながら
働くシニアが増えています。
２０１４年度は６０代後半で
働く人の割合が約４割です。
生涯現役は私のような自営業。
元気なうちは働きたいと思いますが
この４割の方のうち
なんと７割以上は経営者ではなく
サラリーマンです。

働く６０歳以上のシニアたちは
所得の９割を
消費にまわしています。
老後の貯蓄をしているのは
５９歳以下では７割です。

これからの老後はどうなるのでしょう。
最近よく言っているのが
リタイアメントという考えを改め
リタイアなんかないということです。
シニアがたくさん働いているということですが
今は大変長生きになりました。
終身雇用や退職金制度も
当たり前ではなくなり
年金も少なくなります。
シニアが所得９割を消費にまわすのは
生活のために働いているのでは
と思います。

今年４月から
公的年金は毎年1％減ります。
１０年後は１割、２０年後は２割
年金に頼るなということですね。
働いていれば厚生年金は
７０歳まで納めます。
働くシニアが増えれば
税金や社会保険料が増えます。
そして消費も増えます。
なんかウインウイン。

国は必死です。
財政健全化に向け
なんとかしなくちゃとがんばっています。
６５歳以上の人を雇用する企業に
助成金を増やすことも検討しています。
６５歳開始の年金も
開始時期がまた先になりそうですね。

こうなったら元気で
働き続けるしかないです。
私も毎日仕事が楽しいわけはないですけど
やり続けるしかないですね。
うちでのんびり専業主婦したい
と思うこともしばしばです。
でも仕事辞めちゃって
うちで主婦業していたらきっと
気が狂いそうになるはずと思うくらい
不向きです。

みなさん、介護になっていられません。
健康に気を付けて
仕事を続けていくことが
幸せにつながります。

運動不足
食生活
改める人はがんばってください。
お金の準備もしっかりね。

新潟のFP石井順子
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なんか先々不安な人は
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