社会保障制度が大変。特養の入居条件が厳しくなります

特別養護老人ホーム
通称特養の入居基準が
2015年度から厳しくなるようです。

特養とは
寝たきりなどで
自宅での生活が難しい
高齢者を介護する施設です。
要介護3以上の人がほとんど。
入居者の自己負担は
サービス費用の1割です。
つまり介護給付費は
月30万円弱。
在宅介護だと
その三分の一の10万円前後。
介護給付費抑制から
入所要件を厳しくするみたいです。

新たな基準は要介護2と
要介護3の間になる予定です。
要介護3以上は
介護サービス費の支給を
受けられますが
要介護2以下は受けられません。
これは新たに入所する人が対象です。

特養に入りたくても入れない
待機老人は約40万人といわれています。
給付がかさむ特養はむやみに
ふやせないのでしょう。

政府は在宅介護のほか
所得の少ない人でも入れる
高齢者向け住宅や
空き家を活用した
ケア付き住宅を整備する予定です。

65歳の女性の
2人に1人が貧困層と言われています。
歳をとってお金がないのも悲惨ですが
健康を害して
介護になるのも悲惨です。
不摂生をやめ
真面目にコツコツやらないといけませんね。

FP石井順子
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