子育て 「も」が生まれる
実は、人からの知識の弊害と言えるかもしれません。
例えば、誰かから教えてもらうとか、本を読むとかで、
Aの場合はBを言えばいいですよと書かれていると、
納得していなくて、知識だけで持っていると、
そこに感情が加わらないと、マニュアル対応になります。
子どもは、親からの発信には通常よりも敏感です。
自分の親がマニュアル対応していると感じるとどうでしょうか。
子どもからすれば、そこに感情が生まれないかもしれません。
親が自分のことを、考えてくれていないと感じるかもしれません。
自分のことを考えて、発した言葉がマニュアルだと感じれば、
成長した時に、マニュアル対応に違和感を感じません。
マニュアル対応をすると、責任が自分ではなくなる感覚を持つことになります。
この本に書いてあったのだからなんて、
自分を守るために、脳は考えます。
聞いたことや、読んで得た知識を、自分の中で、自分の形にアレンジをすることで、
きっと、そこには感情が結びつくかもしれません。
笑顔一つでも、感情のこもってない笑顔にはうれしさがあるでしょうか。
それでも、それが当たり前だと認識すると、それを連発します。
依然話したように、親の体験を子どもは自分の体験として受け取ることで、
経験の少なさをカバーします。
経験が少ないと、不安と言う危険信号が生まれます。
それは出口の形がイメージできないためです。
出口の形をイメージできれば不安はなくなります。
そして、その経験をあなたが子どもにさせているということを
知ることで、脳の活動も変わると思いませんか。
『見る角度を変えると』(アメブロ)
違うものが見えてくると言いますよね…
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