嘘はこどもの成長
子育てで、子どもが言うことを聞かないと嘆く人がいます。
それはすごく幸せなことだと私は思います。
何故なら、自分で判断できる人になっているということ。
一つ一つの経験がこどもの能力として積み重なります。
そして、その経験の中には、黙って親の姿から受けているものも。
3歳までの子どもを抱いて、信号無視をして横断歩道を渡らないでください。
安全確認をして、自動車が来てないことを確認して渡ったとしても。
子どもには、その過程が解りません。
赤信号でも、横断歩道を渡ってもいと言う経験をさせています。
すると、物心ついた時に「信号を守りなさい」と教えているのに
赤信号で、渡る姿を目撃して、親なら当然起こりますよね。
ところが、実は無意識にはその過去の経験が根付いているから。
間違った経験も実はすごく大切なんです。
命の危険や、けがをするのは考えないといけませんけれど、
間違った判断は、フィードバックとして、してはいけないことになります。
そして、自分で経験を積もうとしているときには、
親が先に応えや対策をするのはあまりよくないことです。
何時までも、子どもの前を歩くことはできませんから。
子どももそれを感じると違う道をわざわざ歩こうとします。
それを親の言うことを聞かないと言わないでください。
一人の人間として、歩きだしているわけですから。
勿論、親から見れば危険極まりないかもしれません。
そっと、後ろから見守って、何かあったときには手を差し伸べる程度にできる距離に。
親に逆らう子どもを見て、喜んでみてください。
すると、子どもの姿が違って見えるかもしれませんよ。
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