9月 企業研修のご案内 ③
言葉は意識に伝わります。
しかし、前提を含むことで、隠された言葉が無意識に伝わります。
意識は拒否が出来ますが、無意識は拒否が出来ません。
意識は言葉で、無意識は五感に反応します。
ということは、普通に言葉を伝えると意識が判断をします。
「お前はできるんだ」
と言葉で伝えても、「どうせ無理だよ」と意識が考えるかもしれません。
だから、前提を含んだ言葉によって伝えることで、
無意識に伝わります。
「〇〇は、いつまでにできる予定か教えてくれないか。」
ここには「できる」という前提が含まれています。
いつできるのかを聞いているわけですから。
無意識は質問に対する答えを探します。
「〇〇までにできるつもりです」
という時点で、「できる」「やる」という選択をしています。
「どうしてできない」と「どうすればできる」の違いは説明するまでもないですね。
では、後者を無意識に考えさせる言葉が、先ほどの質問です。
出来るための道のりを無意識は検索をします。
もう一つは、しぐさも無意識に伝わります。
笑顔で話をすることで、ラポール(信頼関係)が存在するという前提を含みます。
怒った顔で話をすると、意味が変わってきますよね。
ステート(場)もすごく大切です。
「間」を作ることで、本人が勝手に前提を作ってくれることもあります。
伝え方を知ることは指導力に、そして人材育成に大きな差が生まれます。
『学習の定着』(アメブロ)
学んだことを定着するために・・・