給湯省エネ2024事業 購入・工事タイプ
3省連携ワンストップ補助金とは、経済産業省、国土交通省及び環境省は、住宅の省エネ化を支援する新たな補助制度を創設するとともに、3省の連携により、各事業をワンストップで利用可能とするものです。
(1)住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等【経済産業省・環境省】(1,000億円) 最大200万円
(2)高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金【経済産業省】(300億円) 最大15万円
(3)こどもエコすまい支援事業【国土交通省】(1,500億円(新築住宅に係る分を含む)) 一般最大30万円
上記の3事業をそれぞれに組み合わせて併用できるので、最大245万円の補助金として活用出来ます。
例えば、(1)200万円は窓関係。(2)15万円は給湯器。(3)30万円はその他の工事。が最大有効活用例となります。
今回は、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」につきまして、ご説明します。
■対象世帯:全世帯(年齢基準ありません)
■対象工事:性能基準を満たす工事(器具と補助額が設定されています)新築もOK!
■対象住宅:戸建住宅及び共同住宅(集合住宅)、建築時期の制限はありません、店舗事務所は対象外
■対象期間:
令和4年(2022年)11月8日~令和5年(2023年)12月31日に工事請負契約を締結し、事業者登録の後に工事を着工、令和5年(2023年)12月31日までに工事が完了すること。
続けて、注意事項や活用ポイントを説明します。
【重要ポイント】
1.給湯器は省エネ化に大きなウエイトを占めます
資源エネルギー庁の「エネルギー白書2020」によれば、家庭でのエネルギー消費量の中で給湯が占める割合は3割であると報告されています。
これは冷暖房と同じくらいの消費量です。
エアコンの補助金は、こどもエコ住まい支援事業を活用して下さい。
2.対象の給湯器が高額です
いわゆるエコジョーズなど、比較的価格が安い給湯器は対象外です。
逆に、補助額が高額で設定されています。
3.新築も対象です
今回の3省連携ワンストップ補助金では新築工事での補助対象世帯が、子育て世帯・若者夫婦世帯に限定されています。
給湯器補助金は、新築でも全世帯が対象です。
新築をされるその他の世帯も、積極的に活用して下さい。