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コラム
第101回「冬のお墓参り」
2023年1月19日
こんにちは、西部霊苑です。
お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
さて新しく年も明け、1~2月は冬真っただ中を迎えています。
九州、長崎ではやや珍しい降雪ですが、今冬は寒さが厳しいこともあり、降雪の機会が多いため注意をしたいところです。
今回はこうした「冬のお墓参り」についてお話をしていきたいと思います。
【雪の日は足元に十分注意】
長崎の町や道路の環境は降雪に対してあまり強くはありません。
また墓地や霊園は景観のよい坂状地にあることも多く、春や秋などは日差しや景色も心地よい場所ではありますが、降雪時には滑りやすいこともあります。
降雪した日のお墓参りは日を改めることを検討されてもよいかと思いますが、お休みや親戚との集まりの都合などで予定を変えることが難しい場合は足元に十分注意をしていただければと思います。
お墓の足元に御影石など滑りやすい表面加工をされた素材が使われている場所も多くありますのでとくに注意が必要です。
【お掃除にも注意】
お墓に雪が積もっている場合、お掃除の際に雪をお湯をかけてしまうと温度差で墓石を傷めてしまこともありますので、優しく払いのけるかたちで雪を取り除きます。
またなじみがないことなので注意したいもう一つの点として、水道が使えなくなっている場合があることです。
雪深い地域ではよく知られていることですが、寒い日には水道が凍ってしまい、水が出ないといったことが起こります。
墓地や霊園は開けた場所にあることが多いことと、一般家庭のような頻度で水道が使われないこともあり、水道が凍ってしまいお水が使えないこともあります。
こうした冬の寒い時期のお墓参りでは、お掃除や水受けへのお水を念のため自宅などから持っていくことも検討されてください。
【寒い時期の仏花】
冬にお供えする仏花は寒さですぐに痛んでしまうこともあるため、普段は生花をお供えされている方でもこうした極端に寒い時期には造花をお供えすることもよいでしょう。
時期やお墓参りの間隔などによって生花と造花を使い分けることもよいかと思います。
冬の時期のお供えには寒さに比較的強い梅も仏花としてお供えされることもあります。
また生花は痛んでしまわないうちにとり変えるように注意をしましょう。
いかがでしたか。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
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