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本村秀昭

「お墓ディレクター1級資格」を持つ、頼れるお墓のプロ

本村秀昭(もとむらひであき) / 霊園業

公益社団法人 西部霊苑

コラム

第114回「自分史を作る」

2024年2月19日

テーマ:自分史を作る

コラムカテゴリ:冠婚葬祭



こんにちは、西部霊苑です。お墓参りや季節のことなど、何かのお役にたてる情報を発信していければと思います。
お墓参りは亡くなった故人、ご先祖様などと私たちの繋がりを感じることの出来る機会です。
こうした故人、ご先祖様と繋がっている、見守ってもらえているということは残された私たちに心のやすらぎを与えてくれます。
そしていずれは私たちも見守る側となり、残った親族、子孫たちの支えとなる存在になることかと思います。
そうしたことを見据えた終活の一つとして今回は「自分史」についてお話させていただこうと思います。

【自分史とは】

自分史とはエンディングノートともいう呼ばれ方もします。
単に自分史というと就活生などが就職活動の中で自分を見つめなおし志望動機や面接対策として書かれるものもあります。
「終活」のエンディングノートとしての自分史は、これまでの自分の人生での出来事などを書いていくものになります。
特にフォーマットや決まりはなく自由に書いていけるものですので、どのようなものに書いてもよいのですが、美しい体裁の自分史専用のノートなども販売されているので、こうしたものを利用することも出来ます。
自分史に何をどのように書くかは人それぞれで自由ですが、例としておおまかに自分史に書くこととしては、
・生い立ち
・家族構成、自分を中心とした親や祖父母、親戚など周囲の方について知りえていること
・人生のエピソードの中でどのようなことを思っていたか
・趣味や興味があること
・これからの目標 などがあります。
もちろんこれ以外にも自由に書くことが出来ます。
残された家族に対しての想いや考えなどを書くことも自由ですが、遺書としての意味合いを持たせることは難しいかと思われます。

【自分史の意味】

自分史はいつか訪れる自信の死に対し、これまで自分がどう生きてきたのかを想いのままに書いていく中で、最後の時までをどのような目標を持って生きていくのかという気持ちの整理をすることにも役に立ちます。
また近年では自身のお墓と同じように自分史に大切な意味を感じている方も増えて来ています。

【私と家族を繋ぐ自分史】

自分史には自分から見た家族とのエピソードや家族に対してどのような想いがあるのかがおのずと書かれることになります。
家族が集まるお正月やお盆、故人の命日などではお墓参りとともに自宅でこうした自分史を開いてもらい、生前の自身の想いに触れてもらうことで残された家族の心の支えにもなるとともに家族の絆も深まるきっかけの一つにもなっていくことになるかと思います。

お墓参りと同じように家族を繋ぐ機会ともなることから関心が高まっている自分史。自身の就活の一つとしてこうしたものにも目を向けてみるのもよいかもしれませんね。

それでは次回コラムもよろしくお願いします。

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