体育館ワックスが適さない理由とは
こんにちは、コートラインプロ千葉営業所の塩入です。
本日は、千葉県からの現場レポートです。
千葉県の高校様より格技室床(スポーツフロアー)の状態を見てほしいとのことで、伺うことになりました。
結果としては、フローリングの不良ヵ所の張り替え及び研磨塗装が必要となります。
格技室の床(スポーツフロアー)の状態としては、
■ 水を使っての掃除からなのでしょうか!?
■ 雨の持ち込みでしょうか!?
■ 雨漏りによるものでしょうか!?
水による染み跡がありました。
また、部分的に反り返りが見られました。
ダメージが酷いことから、フローリングの貼替及び研磨塗装を行う提案としました。
鋼製下地の状態は確認しましたが、問題なさそうです。
時々思うんですが、いくつものスポーツフロアーを見てきているにも係わらずこのような現場に遭遇すると、改めて床(フローリングフロアー)のトラブルにはいろんなものがあるなぁと思います。
テープだらけのスポーツフロアーや、はく離に失敗して変色してしまったスポーツフロアー、一部分の床が陥没してしまったスポーツフロアーなども見てきました。
スポーツフロアーのメンテナンスは適切に行ってください。
コートラインプロでは、スポーツフロアーのメンテナンス冊子をお配りしています。
剣道の床と体育館の床では求められる機能が異なる!?
ところで、格技室は剣道部によって主に使用されているそうです。
剣道の練習は、素足や足袋など(試合は素足)行われるため、通常の体育施設とは異なった機能が求められます。
通常のスポーツフロアーの研磨後に行う、ウレタン塗装については、水性の場合4回塗りが通常です。
しかし、剣道など素足で行う場合に4回も塗装してしまうとグリップが利き過ぎてしまい、すり足に不向きの状態となります。
床の状況により(塗料の吸いこみ)一概には言えないのですが、剣道場の場合、研磨塗装した際に3回塗りで完了させます。
こういった事柄は、施工後に利用された生徒さん・先生のアドバイスなどによって確立されています。
また、使用頻度、使用方法など施設管理の方に確認、今後のメンテナンス方法についてお伝えしています。
詳しくはこちらをご覧ください
http://ko-toline.com/news/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E9%AB%98%E6%A0%A1%E6%A0%BC%E6%8A%80%E5%AE%A4%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%BF%E6%9F%BB/