【記念メモリアル:セレブレーション】修了証の作り方 講座をPRしよう! vol.10
日本人の名前をローマ字で書く場合『名→姓』『姓→名』どっち?
こんにちは ディプロマや認定証づくりでお馴染みの
記念メモリアル:セレブレーション小林仁です。
今日は多くのディプロマや認定証にも記載されている
日本人の名前のローマ字表記について
現時点での取り扱い状況や同行を確認し合いたいと思います。
只今は令和3年2021年8月16日
東京夏季五輪閉幕から一週間後の空気感をお届けしています。
東京オリンピックのテレビ中継や表彰セレモニーなどを機に
お気付きになられた方々も多いのではないでしょうか
今までは『名→姓』の順で表記されていた日本人名が
『姓→名』の順で表記されるようになっています。
Googleで検索してみますと
2019年10月25日付け朝日新聞デジタルの記事で
日本人の名前をローマ字で書く際、
2000年1月から国の公文書では「姓→名」の順にすると決めた。と
萩生田文部科学大臣が記者会見で明らかにした。
と報じています。
一般社会や民間企業などに向けては
「直ちに影響を与えていこうというわけではない」と
強制を避け、それぞれの判断に委ねる方針を明らかにしました
と説明しています。
この間、2年あまりの実社会の中では
特段不都合の場面に接することもなく
大手クレジットカード会社の動向についても
名前の表記に違和感を感じることもなく過ぎてきた印象です。
今回の東京オリンピックの中での日本人選手の名前の扱われ方によって
周知されたような形となり戸惑いが浮き彫りになってきている様に
感じています。
小学校の授業でも
名前のローマ字表記は
『姓→名』の順で指導されている様ですし
大学生のアカデミックな世界でも
『姓→名』の順での表記・呼称を奨励されている様です。
僕なりの解釈では
どちらが正しいとかではなく
政府や国際機関では『姓→名』の順で表記されるようになっていき
一般社会では『猶予期間』として並行していく
やがて一般社会でも『姓→名』へと浸透していくんだろうと思います。
更にその向こう側の目論見としてはグローバル社会の中での
日本人名の示し方の統一も含まれているようにも感じます。
直近のディプロマや認定証の表記に関しては
『どちらでも良い』の範囲であり現行通りの様子見でも良いと思いますし
機会を伺いながら見守っていく立場でも良いと考えています。
政府見解の中に姓と名を明確に区別させるため
姓を全て大文字にするの記載がありますが
ブロック体系のフォントでしたら違和感は無いのですが
筆記体系のスクリプト系フォントで示した時
大文字のみの羅列の場合筆記体や手書きサイン風に合わない事を
ご理解くださいませ。
今後グローバル社会の中でどのような形で個人を表現していくのか
見守りたいと思います。