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コラム

火災保険見直しのポイント

2015年8月5日

コラムカテゴリ:お金・保険

前回、10月から火災保険の改定による値上がりについて案内しましたが、

火災保険を見直すにあたってのポイントをご案内いたします。

火災保険は、長期間にわたって加入する可能性のある保険です。

たとえば、年間保険料が1万円違えば、20年で20万円節約できることになります。

保険を見直すことによって保険料を節約することが可能かもしれません。


 1、保険金額(建物金額)を見直す

 新築の時は、新築の状態に戻し、今まで通りの生活がしたいと思うだろう。

 しかし、お子さんが独立し、住宅ローンも返済が終わったら、夫婦2人で住む程度の家で

 いいかもしれない。

 最低限の補償さえあればいいと考えれば保険金額を減額すれば、保険料も下がります。

 ただし、むやみに補償金額を下げることは避けましょう。


 2、補償内容を見直す

 火災保険の補償内容は、火災のリスク(火災・落雷・破裂爆発)、自然災害のリスク

 (風災・ひょう災・雪災・水災)、日常災害のリスク(落下・飛来・衝突・水濡れ・盗難など)

 など多岐にわたります。

 あれもこれもすべてをカバーできる保険は素晴らしい保険です。

 しかし、建物の仕様や立地条件により、必要のない補償もあります。

 例えば、マンションの2階以上にお住いの場合、水災の補償は必要でしょうか?

 一般的に、多くの保険会社はすべての補償をパッケージ化した「総合型」の保険を売っています。

 一部の保険会社では、補償内容を選択し、必要な保障だけを自由に選べるものもあります。

 先ほどの水災補償を除いた場合、年間1万円も安くなります。

 
 3、長期契約にする

 本年10月の火災保険の改定で10年を超える火災保険の取扱がなくなります。

 現在は、住宅ローンにあわせて最長36年の契約が可能です。

 長期契約の中でも、長期一括払い契約がとってもお得なのです。

 36年間毎年払い続けた場合と比べると「約40%」安くなるのです。

 更に補償内容を選択し必要な補償だけにすれば、もっと安くなります。

 ただし、保険会社によっては、新築で住宅ローンがなければ長期契約できないこともあります。


以上、火災保険を見直すにあたり、3つのポイントをご紹介しました。

10月までが最後?のチャンスです。 

メールによる無料相談受付中!!

この記事を書いたプロ

渋沢文彦

法人・個人顧客の利益を最大に活かすお金相談のプロ

渋沢文彦(エフピーパートナーズ)

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