地震保険を考える

清水斐

清水斐

テーマ:保険

県南部で大きな地震があり、今も余震が続いています。
人の被害はないようですが建物の被害が報告されています。
みなさまの周りは大丈夫でしたでしょうか。

自然災害があると火災保険や地震保険のお問い合わせを多くいただきます。
『今回のようなことが自分に起こった時、何か使える保険に入っているの?』というものです。

先ず、大きく認識がずれていることがあるのが地震保険。
この保険、地震による火災や建物の倒壊などに対する保障です。

火災は火災保険では?と思われがちですが火災でもその原因が地震では
火災保険の補償範囲ではありません。

また、火災保険は他の方が加入されたものでは使えません。
隣近所からの延焼で自宅が全焼しても火元となったお宅への賠償は基本的に請求できないのです。
ご自分でどんなに気を付けていてももらい火で被害を受ける、そういった事態への対応も
ご自身でしておく必要があります。

長野では地震保険に入っていない方が多く見受けられます。
特に集合住宅にお住いの場合、周辺のお宅の火事の延焼でご自宅が被害を受けても使えるのは
【自分で加入している地震保険のみ】
と言うことが考えられます。

もう一度、ご自身の保険内容を確認してみてはいかがでしょうか。

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清水斐
専門家

清水斐(ファイナンシャルプランナー)

FP事務所f-design

住宅購入や子育てなどで将来のお金に不安を感じることの多い30代、40代。専門家として、同世代として、「もし、自分がお客様の立場だったらどんな選択をするか?」という視点で問題の解決策をご提案します。

清水斐プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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