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本紫色(ほんむらさきいろ)

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テーマ:日記

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本紫色(ほんむらさきいろ)

おはようモーニング!

今日28日は「米の日」と制定されています。

というのも「米」という漢字を分解すると「八十八」となることから「8月8日」「8月18日」と「8」がつく毎月「8日・18日・28日」が「米の日」と制定されているようです。

お米に関することわざで「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言う物があります。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は、日本の俳句やことわざなどでよく使われる表現で、一般には以下のような意味合いがあります。

・謙遜と感謝の表現: 努力の結果、成功や実りがあった場合に、その恩恵に感謝し、謙虚に振る舞うことを表現しています。稲穂が実り、頭を垂れる様子から、成功や豊かさを謙虚に受け入れる姿勢が伝わります。

・謙虚な態度: 成功や実りがあっても、その成果に驕らず、むしろ謙虚であるべきだという教訓を含んでいます。稲穂が頭を垂れることで、謙虚な態度を象徴しています。

この表現は、日本の文化や価値観に深く根ざしており、努力や成功に対する謙虚さや感謝の気持ちを表現する際によく引用されます。

●日本の伝統色

今日の日本の伝統色は、本紫色(ほんむらさきいろ)です。

本紫色とは、紫根染で染められたあざやかな紫色のことです。

紫根染は古くからの『紫露』の染色法で、ムラサキ科の「紫草」の根で染められました。

江戸時代、贅沢を禁じる『奢侈禁止令(しゃしきんしれい)』により紫根染めによる高価な『紫色』の使用が禁制となると、江戸の人々の間で「蘇芳」や「茜」といった植物から染めた紫色『似紫(にせむらさき)』が大流行となります。

この『似紫』に対し、紫根で染めた『江戸紫』や『今紫』といった色を、本物の『紫』という意味で区別したのが「本紫」の呼び名であり、やがてそれが色名となっていきました。

当時の市井の人々が身につけることができなかった『本紫』。

その色名には、本物への憧憬や羨望の思いが込められているのかもしれません。

各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、85−40Tあたりでしょうか。

※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。

これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。

・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。

・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。

・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。

・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。

●軒ゼロ住宅とは?

軒を全く無しにしてしまうか、軒の出を短くしている住宅。

これを「軒ゼロ住宅」と呼びます。

軒の特徴としては、夏の暑い日には日差しを遮り、家の中に日陰を作ることで少しでも涼しくする工夫や、雨の日にも縁側の窓を開けて風を通せるようにすることができます。

冬は斜めからの日差しを取り込み、室内を明るく暖かく保てるように出来ています。

軒の恩恵はしっかりあるんですね。

しかし、最近では高性能住宅が出てきたので外の日差しや寒暖の差に左右されにくくなり、軒を長くとるよりもデザインを重視する、土地に対す

る建築面積を広げるというような理由から軒の出を少なくすることを重視した設計が目立つようになっています。

軒ゼロのメリットとしては下記の4点が挙げられます。

・シンプルでスタイリッシュなデザインになる

・居住スペースをギリギリいっぱいに取れる

・建築費用が抑えられる

・室内が明るくなる

最近では、デザイン性を重視する住宅が増えてきたので、軒ゼロ多く採用されています。

フラットな屋根で、BOXのような箱型のシンプルな外観が好まれつつあり、昔ながらの瓦の三角屋根は少なくなってきています。

その分費用は少し安くなるので、デザインのことも考えて費用を抑えたい方には良いかもしれません。

また、間取りにもよりますが日陰にならない分自然光を取り込みやすくなりますので、照明をつけなくても良い時間帯が増えるかもしれませんね?

軒ゼロにはこのようなメリットがあります。

それでは、デメリットはどうなのでしょうか。

軒がない分、僕が一番心配なのが劣化対策です。

雨や雪、日光など遮るものがない分いろいろな所に弊害が出てきます…デメリットとしては下記の3点です。

外壁の劣化、室外機やエコキュートなどの外置きの機器には過酷は環境になることもある、雨や日光が窓から入り込むというところですね。

建築店を選ぶ際には、施工などがしっかりとしている工務店やハウスメーカーなど、業者さんにもしっかりと説明していただけるような所を選んでください。

結構ここが大事になってきますので、しつこいようですが軒ゼロで建てるならしっかりと施工を施すという点を頭に入れておいてほしいと思います。

●10月28日今日は何の日?

それでは続きをどうぞ!

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日髙一美
専門家

日髙一美(職人)

有限会社ピーテックカンパニー

戸建住宅からビル・店舗などに至るまで外壁塗装を専門に行っています。外壁材や下地、塗装などメーカーごとの異なる専門的知識を持つため、リフォームやリノベーション物件でも外壁に応じた適切な塗装が可能です。

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