海松茶色(みるちゃいろ)
竜胆色(りんどういろ)
おはようモーニング!
1895年10月26日、俳人・正岡子規が奈良旅行に出発し、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだとされることから柿の日と制定されています。
秋は大気が乾燥しはじめることにより、不調がでやすい時期と言われています。
そのため、秋は「身体を内側から潤す食材」をとるのがおすすめです。
秋は新しい食材が豊富で、これらの食材は身体を内側から潤すのに適しています。以下は、秋の季節におすすめの潤いを与える食材です。
・さつまいも(薩摩芋): 甘みがあり、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、消化器官の健康をサポートします。
・かぼちゃ: ビタミンAやカロテンが豊富で、肌や視力の健康に良いです。水分も多く含まれています。
・りんご: 秋の代表的な果物で、食物繊維やビタミンCが豊富です。また、りんごには水分も含まれているため、体を潤す効果があります。
・ぶどう: 水分と共にビタミンCやポリフェノールを摂ることができ、抗酸化作用があります。
・柿: 甘くて美味しい柿にはビタミンAや食物繊維が豊富で、消化を助ける働きがあります。
・かぶ: 低カロリーでありながら水分と食物繊維が豊富で、ヘルシーな根菜です。
・栗: 栗には食物繊維やビタミンC、ミネラルが含まれており、エネルギー源としても利用できます。
・ほうれん草: ビタミンA、C、K、葉酸、鉄分などが豊富で、体内の潤いを保つのに役立ちます。
・梨: 食物繊維や水分が多く含まれており、喉の乾燥を和らげるのに良いです。
これらの食材は、秋の季節に新鮮で手に入りやすいものばかりです。
季節の変わり目や寒さが増す時期に、これらの食材を積極的に摂取することで、健康をサポートし、内側から潤いを与えることができます。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、竜胆色(りんどういろ)です。
竜胆色とは、竜胆の花のような薄い青紫色のことです。
竜胆は日本の山野に自生するリンドウ科の多年草。
桔梗と共に日本の秋を代表する花です。
竜胆の小さく可憐な花は、日本人に古くから愛好され、色名も平安の頃より重ねの色目として用いられてきました。
ちなみに、竜胆の根は極めて苦いことから「竜の胆」のようだと例えられ、そこから竜胆とよばれるようになったようです。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、85−50Pあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●外壁塗装における景観条例に求められるもの
外壁塗装において景観条例が求める内容は、地域や自治体によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような点が考慮されることがあります。
・色彩の規定: 外壁の塗装色に関する基準が設けられていることがあります。地域の伝統的な色彩や景観に調和した色を使用するよう求められることがあります。
・建物の高さや形状: 建物の高さや形状に関する制限がある場合があります。周囲の建物や景観に調和する形状や高さを守るよう求められることがあります。
・材料の選定: 外壁の塗料や使用する材料についての指定があることがあります。地元の特産品や伝統的な材料を使用するよう求められることがあります。
・デザインの一貫性: 建物全体のデザインが統一感を持ち、周辺の景観や建築様式に適合していることが求められることがあります。
・歴史的な建築物の保護: 歴史的な建築物や景観のある地域では、保護措置が強化されていることがあります。歴史的な特徴や価値を損なわないように注意が払われます。
・環境への配慮: 環境への影響を最小限に抑えるための規定があることがあります。エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの活用などが求められることがあります。
これらの要素は地域ごとに異なりますので、具体的な規定については、対象となる自治体や地域の景観条例を確認することが重要です。
地元の建築行政や市役所に相談するか、公式文書を調査することをお勧めします。
●七十二候
七十二候では、10月28日から11月1日ころを「霎時施 (こさめときどきふる)」といいます。
七十二候が霜降の次候に変わり、小雨が思いがけず降っては止む季節となりました。
この小雨とは、秋雨のようにしとしと降り続く雨ではなく、ぱらぱらと通り雨のように降り、じきに止んでしまうような「時雨 (しぐれ)」のことです。
晴れていたかと思うとサァーッと降り、傘をさす間もなく青空が戻ってくるような通り雨。
不意に訪れるものや、しきりに続くものを時雨に例え、「木の葉時雨」「蝉時雨」「空の時雨 (涙の意)」など、美しい言葉も生まれています。
ちなみに時雨は、北西の季節風が山地に突き当たり上昇するときに、冷えて雲を生じることによって雨を降らせます。
そのため、京都や長野、岐阜や福島のような山に囲まれた地形の所に多いそうです。
●10月26日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!