曙色(あけぼのいろ)
紺桔梗色(こんききょういろ)
おはようモーニング!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、紺桔梗色(こんききょういろ)です。
紺桔梗色とは、桔梗色に紺を含ませた様な色味の濃い青紫のことです。
染色法は下染を紺色にし、その上に蘇芳または紅花を用いて紫みがからせていました。
桔梗は平安時代から使われている色名で後代の人達になじみのある「紺桔梗」「紅桔梗」や「桔梗納戸」「桔梗紫」のような修飾語としても使われています。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、79−40Tあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●塗装時の気象条件
外壁や屋根の塗装に最適な気象条件は以下の通りです。
気温: 塗装作業に適した気温は、5℃以上です。極端な寒暖差は避け、安定した気温で作業することが重要です。
湿度: 塗装時の湿度は85%以下が望ましいです。湿度が高すぎると乾燥が妨げられ、仕上がりに悪影響を与える可能性があります。
天気: 塗装には晴れまたは曇りの日が適しています。雨や雪の日は避けるべきで、これらの天候では塗料が正しく乾燥しない可能性があります。
これらの条件を満たすことで、塗装の質と耐久性が向上し、美しい仕上がりを実現できます。
●七十二候
七十二候では、10月13日から10月17日ころを「菊花開 (きくのはなひらく)」といいます。
七十二候が寒露の次候に変わり、菊の花が咲き始める頃となりました。
この時期にひと月遅れで迎える旧暦9月9日の「重陽の節句」は、ちょうど菊の花の盛りの頃。
別名「菊の節句」とも言われ、この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習がありました。
また、重陽の日に、摘んだ菊の花を乾かして袋に詰めた「菊枕」で眠ると、菊の香り漂う寝心地に、夢に愛しい人が現れる、邪気を払うという言い伝えがあり、女性から男性に贈られたそう。
今では天皇家の花として、日本の象徴のようにも思われている菊ですが、実は日本自生の花ではなく、奈良時代に中国から伝わった花。
この時期には各地で菊の品評会や菊まつりが行われ、観賞用として様々な品種が知られていますが、もともとは薬草として入ってきました。
漢方では菊は目の薬として知られ、目の充血や腫れ、痛み、視力の低下に効果があるとされています。
●10月13日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!