藤色(ふじいろ)
淡藤色(あわふじいろ)
おはようモーニング!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、淡藤色(あわふじいろ)です。
淡藤色とは、一般的には青紫色の一種です。
この色は、淡い藤色やライトパープルとも表現され、爽やかで優雅な印象を与えます。
淡藤色は伝統的な日本の色彩にも使用され、和の雰囲気を醸し出します。
この色は、花や心の色としても評価され、特に柔らかい印象を持つ色とされています。
淡藤色は、繊細さや癒しを象徴し、落ち着いた雰囲気を作り出す効果があります。
また、淡藤色は他の色との組み合わせにおいても調和がとれやすく、配色事例としても利用されています。
淡藤色は、藤色(うす青紫色)とも関連があり、これらの色は似ているが微妙な違いがあります。
淡藤色は淡いパープルに対して、藤色はより青みのある青紫色を指します。
どちらも日本の伝統的な色彩文化に根付いており、美しい色として愛されています。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、76−80Hあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●鉄を錆びさせないようにする塗装とは?
鉄を錆びから守るために使用される塗装方法や塗料にはいくつかの選択肢があります。以下はその主要な方法と塗料の種類です。
・錆止め塗料(防錆塗料)
錆から鉄を守るために開発された特殊な塗料です。
これらの塗料は鉄の表面に塗られ、錆の発生を防ぎます。さまざまな種類があり、価格や効果が異なります。
一般的な種類には、亜鉛メッキ塗料やエポキシ塗料などがあります。これらの塗料は、防錆性に優れています。
・サビの上からそのまま塗れるシリーズ
この種の塗料は、すでに錆が発生した鉄の表面に直接塗布できます。サビの進行を抑えつつ、美観を保つのに役立ちます。
・適切な表面処理
塗装前に鉄の表面を適切に処理することも重要です。表面の汚れや錆を除去し、塗料の密着性を向上させます。
・定期的な塗り直し
鉄製品や構造物には定期的な塗り直しが必要です。塗料の劣化や損傷を修復し、長期的な防錆効果を保つのに役立ちます。
選択肢は多岐にわたり、使用環境や対象物によって適切な方法を選ぶことが重要です。
●七十二候
七十二候では、9月22日から9月27日頃を「雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)」といいます。
七十二候が秋分の初候に変わり、春から夏にかけて鳴り響いた雷が収まる頃となりました。
今回の候は、春分の末候「雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)」と対になっています。
春分に鳴り始め、秋分に収まる雷、それは稲が育っていく時期と重なります。
そのため、昔の人は稲妻が稲を実らせると考えました。
実際に雷は、空気中の酸素や窒素に化学変化を起こさせ、天然の肥料の窒素酸化物を作り、雨とともに大地に降り注ぎます。
この窒素酸化物は、窒素系の肥料と同じもので、稲や植物の成長を助けます。
椎茸などのキノコ類も、雷に反応して成長するのだそうです。
ちなみに「雷」は "夏" の季語ですが、「稲妻」とした時は "初秋" の季語となります。
●二十四節気
二十四節気では、9月22日から10月7日頃を「秋分 (しゅうぶん)」といいます。
二十四節気が白露から秋分へと変わりました。
秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる頃です。
太陽が極楽浄土があるという真西に沈み、先祖と通じ合える日とされていることから、秋分の日を中心とした一週間は、お墓参りをする習慣があります。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、日中の暑さも秋分の頃には和らぎ始め、秋の気配が深まっていきます。
野には薄の穂が顔を出し、空には秋雲がたなびくようになり、本格的な秋の訪れを感じられる季節です。
これから次第に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。
●9月21日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!