黄唐茶色(きがらちゃいろ)
青藍色(せいらんいろ)
おはようモーニング!
今日9月10日は、「く(9)るまてん(10)けん」の語呂合わせにちなんで、車の点検をする日と制定されています。
車の日常点検は、毎日行うべき簡単な車両チェックのことです。
これは定期点検とは異なり、車の安全性と正常な機能を保つために日常的に行う必要があります。
具体的な点検項目として以下が挙げられます。
・タイヤの点検: タイヤの空気圧を確認し、異常な摩耗や傷をチェックします。
・エンジンオイル: エンジンオイルのレベルと質を確認し、必要に応じて補充または交換します。
・ブレーキ液: ブレーキ液のレベルを確認し、必要に応じて補充します。
・ライトと信号: ヘッドライト、テールライト、ウインカー、ブレーキライトなど、すべてのライトと信号を点検し、動作が正常であることを確認します。
・ワイパーブレード: ワイパーブレードの効果を確認し、必要に応じて交換します。
・バッテリー: バッテリー端子を点検し、清掃して腐食を防ぎます。
・エアフィルター: エアフィルターの清掃または交換が必要かどうかを確認します。
・冷却液: 冷却液のレベルを確認し、必要に応じて補充します。
・ブレーキパッド: ブレーキパッドの摩耗具合を確認し、交換が必要かどうかを判断します。
・ガソリン: 十分な燃料が残っていることを確認します。
これらの点検は、車の安全性と信頼性を確保するために重要です。
日常点検は、自動車の運転前に短時間で行えるため、事故やトラブルを予防するのに役立ちます。
さらに、定期点検とは異なり、日常点検は個人が責任を持って行う必要があります。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、青藍色(せいらんいろ)です。
青藍色とは、紫みを含んだ暗い青色のことです。藍染による『藍色』の中でも彩度が高い色で、明治以降の新しい色名になります。
近世まで「藍」が付く色は『深い藍色』のような「緑系」の色を指しており、現在のような色を指すようになったのは江戸中期以降です。
この頃より青系の顔料が安価で使えるようになったこともあり、「安藤広重」など当時の浮世絵師が好んで使うようになりました。
そのため青系の「藍色」が急速に広まっていったのです。
ちなみに、青藍の色名は江戸時代まではなく、明治時代の近代文学で見られるようになった色名です。
当時の知識人たちが「青みの鮮やかな藍色」を形容した「青藍」が、そのまま色名に定着したものでしょう。
色としては『紺青』に近いですが、青藍のほうが少し暗く、なんともいえない物悲しさを感じさせます。
そういったところを文豪たちは表現したかったのかもしれません。
そういった意味で『青藍』は文豪が発明した色とも言えそうです。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、75−30Pあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●外壁塗装の色選び、失敗しないコツ!
住宅外壁の色を選ぶ際には以下のコツとアイデアが役立ちます。
・建物のスタイルと周囲の環境に合わせる: 住宅の建物のスタイルや周囲の自然環境に合わせて外壁の色を選びましょう。伝統的な家屋には伝統的な色が、モダンな家屋には洗練された色が合います。
・日光や気候を考慮する: 住宅の地域気候や日照時間に応じて色を選びましょう。暑い地域では明るい色が冷却効果をもたらし、寒冷地域では暖かみのある色が適しています。
・周囲の建物と調和させる: 隣接する建物の外壁色と調和させることで統一感を持たせます。コミュニティの規制も考慮しましょう。
・サンプルを試す: 実際の外壁に色のサンプルを塗り、異なる光条件で見てみましょう。朝、昼、夜の光条件で印象が変わります。
・外壁素材と相性を確認する: 外壁の材質(レンガ、木材、サイディングなど)と色が調和することを確認しましょう。
・トリムとの対比を考える: 外壁の色とトリム(窓枠やドアの色)の対比が重要です。コントラストをつけると建物が際立ちます。
・地元の規制を確認する: 地元の景観条例などの規定に従い、許可を取得することを忘れずに。
外壁の色選びは重要な決断です。建物の特性や個人の好みを考慮し、慎重に検討しましょう。
●七十二候
七十二候では、9月12日から9月16日頃を「鶺鴒鳴 (せきれいなく)」といいます。
七十二候が白露の次候に変わり、セキレイが鳴き始める頃となりました。
「チチッチチッ」と鈴のように高い声を放ちながら、秋の空をさわやかに飛んでいくセキレイ。
水辺を好む鳥ですが、民家の軒下などにも巣を作るので、その鳴き声だけでも聞いたことがある人は多いはず。
セキレイは、長い尾が特徴のスマートな小鳥で、羽色は主に「背黒・白・黄」の3種類が見られ、それぞれセグロセキレイ・ハクセキレイ・キセキレイの名が付けられています。
尾を上下に振り、地面を叩くように歩く様子から、「石叩き」の異名も。
また、日本神話の伊弉諾 (イザナギ) と伊弉冉 (イザナミ) に男女の交わりを教えたことから、「恋教え鳥」とも呼ばれます。
こうした伝説から、セキレイは古来より夫婦円満の御神鳥として崇められ、結婚の儀にも関係が深く、皇室の成婚時には新床にセキレイの飾りが置かれてきたそうです。
●9月10日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!